「てんかん発作とハラスメントの問題!?」

 

 

みなさんこんにちは!

 

 

今まで、A8ネットでブログを書いてきましたが、こちらに移行いたしました。

 

「病気と健康に関すること」「生きるってたいへんだなぁ~」って思うことなど、

 

自分の経験を交えお伝えしております。

 

少しでも読んで頂いた方の為になれば、良いかな。って思っています。

 

まずは、標題にある「てんかん発作」、それから「ハラスメントの問題」について

 

 先日、何年かぶりに携帯に電話が来ました。

 

 朝早く、8時30分過ぎです。

 

 先方:おはようございます。

 

    ご無沙汰しております。先生。

 

 

    

 私は、むかし、妻のがんの治療中(既に17年前に亡くなっております💦)に、少し

 

勉強をしておりまして、気功・食養生・東洋医学・望診法などを少しかじったことが

 

あって、健康相談などを受けていた時期がありました。

 

 全然、先生と呼ばれるような技量も実績も無かったのですが、何故か、私のことを

 

「先生」と呼んでくださる方が何名かおられ、その中の御一人です。

 

 もう、10年くらい前になると思います。

 

 その方の娘さんのことで、相談に乗ってあげたり、ご本人に気功術を施させて頂い

 

たりしたことがきっかっけで、たまにお電話を頂いておりました。

 

 ここ数年は、特にご連絡も無かったので、健康に過ごしていらっしゃるのだと思っ

 

ていました。

 

しかし、お電話では、本当に、切羽詰まっている状況が、見て取れました。

 

 

 

   ○○の○○です。

 

 私:ご無沙汰しております。

 

   どうされたんですか?

 

 先方:実は、息子が、医者から「てんかん」と診断を受け、仕事を休んでいるので

 

    すが、すぐに「てんかん」の発作を起こすのでどうしたらよいか・・・・

 

    先生は、まだ、施術をされていますか?

 

 私:今は、ほとんどやっておりませんが、息子さんがそうなった原因に何か心当た

 

   りはありますか?

 

 先方:息子は、物静かな性格で、あまり文句も愚痴も言わない方で、会社の仕事が

 

    忙しく、休みも無いほどで、上司から言われても、言われる通りに残業し

 

    て、仕事をしていましたが、先日、倒れて、救急車で運ばれ、診断をしても

 

    らったら、「てんかん発作」だと言われました。

 

    今は、仕事を休んで、治療をしていますが、てんかんの薬がきつい薬みたい

 

    で、飲むと眠り込んでしまったり、ぼーっとしてしまったりしています。

 

    医者に言うと、違う薬に変えてみましょうと言われ、また、違う薬を処方し

 

    てもっらって飲んでいますが、あまり症状が変わりません。

 

    一度、見て頂けないでしょうか?

 

  と言う、相談でした。

 

  私:状況は、分かりました。

 

    そうですね。何せ、しばらくやっていませんので。

 

    お力になれるかどうか分かりませんが、一度、お伺いさせて頂きましょう

 

    か。

 

    出来ましたら、ご住所と息子さんのお名前をショートメールで送ってもらえ

 

    ますか?

 

    先方:ありがとうございます。

 

       心強いです。

 

       息子に聞いて、後ほど、お知らせいたします。

 

       よろしくお願いします。

 

  と言うような内容で電話を切りました。

 

  全然、私に、人を治せる力があるわけでも無く、只々、お話を聞いて、その原因

 

  を探り、その原因を少しでも取り除いてあげることしか出来ないのですが、先方

 

  からすれば、それでも「心強い」と思って頂けるだけで、私の存在の意義がある

 

  のかな?

 

  と自分に言い聞かせています。

 

  平日でしたので、その電話を切ったあと、夕方まで仕事をしたあと、家に帰りま

 

  した。

 

  結局、今日は、連絡無いのかな?

 

  と思っていましたところ、夜にショートメール(SMS)が入りました。

 

  21:30過ぎでした。

 

  先方:先生、連絡が遅くなりすみません。息子に話しましたが、少し考えさせて

 

     ほしいとのことで、明日には連絡させて頂きます。

 

  と言った内容でした。

 

  私:大丈夫ですよ。

    

    決して、本人を急かしてあげないでください。

 

    私に、会ってみようかなって思ってくれたタイミングでご連絡頂いたら大丈

 

    夫ですよ。

 

  と、返信しました。

 

  私は、息子さんは、会社で相談する人も居ず、また、帰って来てからも、家族に

 

  相談することもできずに、ずっと一人で抱え込んだのでは無いか?

 

  と考えました。

 

 そんな状況が続いてしまうと、人は体の中に負のエネルギーを溜め込んでしまい、

 

 吐き出すことが出来ず、どんどん身体に支障を来してきます。

 

 それは、お腹(胃・腸)にまず最初に支障を来してきます。

 

 食事が食べられなくなったり、食べられたとしても、便秘や逆に下痢の症状が出た

 

 り、酷いときは、血便、または、血尿が出るときもあります。

 

 そんな状態が続いて、今度は、肺・気管支の状態がおかしくなってきます。

 

 上から言われ、体の中に溜め込んで、吐き出すことが出来ず、溜め込んで行くばか

 

 りになります。

 

 その限界が来た時には、呼吸困難になりそれ以上吸い込むことが出来なくなりま

 

 す。

 

 吸い込むことが出来ないということは、吐き出すこともできなくなります。

 

 そうなると、呼吸困難・過呼吸・てんかん発作などの症状へ変わっていきます。

 

 そう考えると、息が出来ない状態(てんかん発作)=切羽詰まった状態 となっ

 

 て、それ以上、本人を追い込んでしまうと、さらに症状は悪化してしまうことにな

 

 ります。

 

 そのため、本人から自発的に、「会ってみよう、相談してみよう」と思えるように

 

 して上げることが大切です。

 

 そのためには、私ではなく、家族が、まずは、息子さんの中にあるものを吐き出さ

 

 せてあげることです。

 

 私がまず、メールで書いた内容ですが、「深呼吸をしてみませんか!」でした。

 

 深呼吸には、その効果があります。

 

 大きく胸を開いて、鼻から息を吸って、ゆっくり口から吐き出す。

 

 これを3回繰り返すだけで、体が楽になり、気持ちがスッとします。

 

 それを毎日続けると、自然と塞ぎ込んでいた気持ちが、少し前向きになってきま

 

 す。

 

 そして、息子さんといろんな話をして、吐き出させてあげることです。

 

 身体の中に溜め込んでいたもの(負のエネルギー)を体の外に出すことです。

 

 そうすることで、体の中が新しい(正のエネルギー)が入って来て、自然と鬱も

 

 てんかんも完治して行くと思われます。

 

 精神科で出される薬は、精神安定剤など非常にキツイ、体に負担をかける薬が多い

 

 です。

 

 私も、一時期、うつ状態となったことがあり、精神科へ通っていたことがありまし

 

 た。

 

 その時は、処方された薬を飲むのですが、頭がぼーっとして、何も考えることが出

 

 来なくなり、眠ってばかりの生活をしていました。

 

 それでは、良くなるものも良くならないですよね。

 

 そんなときに、この深呼吸という簡単な呼吸法を毎日やることによって、少しずつ

 

 体は楽になり、薬を飲むことなく過ごすことが出来るようになりました。

 

 いまでは、精神科へ通うこともありません。

 

 また、家族の存在も大きいです。

 

 私も、忙しさのあまり、家族との会話も無くなっていましたし、こうなってみる

 

 と、家族の有難みを改めて感じました。

 

 精神的に病んで、鬱の状態の時は、人と接することが出来なくなり、話をすること

 

 が鬱陶しくなります。

 

 顔を合わせれば、家族に八つ当たりをしてしまったり、心にも無いことを言って、

 

 返って家族を傷つけてしまったりすることもあります。

 

 でも、それも家族だからこそ、鬱状態になっている本人の辛さを理解して、本人の

 

 心の中、お腹の中にあるものを吐き出させて上げてください。

 

 そうすれば、徐々に心を開いて、家族に、自分の心の中の辛い思いや闇の部分を話

 

 し始めます。

 

 そうなると、徐々に心が晴れやかになって、気持ちも楽になり、体も楽になって行

 

 きます。

 

 そうすると、薬もいらなくなり、自然と回復して行くものです。

 

 ただ、心配するのは、一度回復して、仕事に復帰した時に、本人の性格もあり、

 

 また、抱え込むことになることです。

 

 そうなると、同じことの繰り返しになってしまいます。

 

 そうならないように、周りが理解を示し、気を付けて、コミュニケーションを取っ

 

 てあげることが重要です。

 

 まだまだ、会社によっては、そう言った「心のケア」の出来る体制が整っていない

 

 ところがほとんどで、特に、パワハラを中心としたハラスメント行為も多く存在し

 

 ます。

 

 

 国の方針としては、ハラスメント防止法が令和元(2019)年6月5日に公布され、

 

 令和2(2020)年6月1日から施行されました。

 

 そして、令和4(2022)年4月1日より、中小企業の事業者まで拡大され、実質、

 

 すべての事業者は、ハラスメントの対策をしなければならなくなっています。

 

 これにより、パワーハラスメント対策が事業主の義務となり、セクシャルハラスメ

 

 ント等の防止対策も強化されております。

 

 事業所内にハラスメントの相談窓口の設置とその対応を行わなければならなくなり

 

 ました。

 

 それと合わせて、働き方改革の推進として、労働基準法も令和6(2024)年4月1日

 

 より改定となりますので、過度の残業を使用者が従業員にさせることは出来なくな

 

 っています。

 

 月に45時間、年間で360時間が上限となっておりますので、毎月45時間ずつ1年間

 

 すると540時間になるので、基本的には、月に30時間平均が限度ということになり

 

 ます。

 

 

 そう言ったことを事業者が理解していれば、良いのですが、理解していない事業者

 

 も、まだまだ多いのが現実です。

 

 2024年問題と言われていますが、使用者だけでなく、利用者も理解しておく必要が

 

 あります。

 

 そう言ったことを理解した上で、仕事に復帰しないと、2回目以降の鬱やてんかんな

 

 どの症状が出てしまうと、次に立ち直ることは、非常に困難になってしまうからで

 

 す。

 

 一旦、症状が治まっていても、それは、過去のことがトラウマとなって、からだ

 

 自体が拒否反応を示すこともあります。

 

 そう言ったことを踏まえた上で、次の段階として、症状が改善して、本人の意思と

 

 状態から判断して、また、会社での相談できるような雰囲気や体制が整っているの

 

 かなどをヒアリングする必要があると思います。

 

 もし、そう言った体制が整っていない場合、仕事に復帰は、おススメできません。

 

 生活もあるので、仕事をしないと、生活が出来ない!とおっしゃると思いますが、

 

 焦って仕事に復帰することは、逆効果です。

 

 場合によっては、転職するか、自宅での仕事(フリーランス)などで仕事を行う

 

 方法など、選択肢は一つではなく、幾つもあって良いと思います。

 

 全ては、体が健康であることが、一番です。そのことは、私が身をもって感じてい

 

 ることです。

 

 健康であれば、何でもできますが、健康でなければ、自分自身の不甲斐なさからさ

 

 らに、精神的にも不安定な状態になり、自傷してしまったりすることもあります。

 

 体も心も健康な状態で居られることこそが、生きていく上で、最高の幸せであると

 

 思います。

 

 そう言いながらでも、実際は、私も大病をして、決して健康な身体とは言い難い状

 

 態ではあります。

 

 それでも、今は、生かされている、生かして頂いている!という意識を持って、毎

 

 日生活しています。

 

 今の現状は、自分で作ってしまったもの。

 

 人の性にするのでは無く、自分で招いた種を自分で拾って、この世のうちに処理し

 

 て行く、「因果応報」であると思うようにしています。

 

 人のこの世の苦しみは、「四苦八苦」と言われ、「四苦=生・老・病・死」 生ま

 

 れる苦しみ、老いる苦しみ、病気になる苦しみ、死ぬ苦しみ の四つの苦しみと

 

 「八苦=愛別離苦(あいべつりく)・怨憎会苦(おんぞうえく)・求不得苦(ぐふ

 

 とっく)・五蘊盛苦(ごうんじょうく)」 愛するものとの別れによる苦しみ、恨

 

 み憎しみを感じる人と会わなければならない苦しみ、求めても得られない苦しみ、

 

 煩悩が盛んが故の苦しみ。 

 

 と言われており、仏陀(ブッダ)の教えによる「四苦八苦」と言われています。

 

 私は、この「四苦八苦」のうち「三苦七苦」はもう経験しており、あとは、一苦を

 

 経験するのみとなりました。

 

 それも今は、苦とは思わっておらず、その時が来るのをじっと待っているという感

 

 じでしょうか。

 

 いずれ、その時が来ることでしょう。

 

 それまでは、私を頼って来てくださる間は、お力にならせて頂こうかと、思う今日

 

 このごろです。

 

 息子さんの様子を陰ながら、見守って行きたいと思います。

 

 それでは、また、こんな話しがありましたら、投稿させて頂きます。