このお店3度目のUPになるが今回初めて2階へ。
2階は『ブレッド&ワイン カフェテリア』になっていて、3種類のバケットを
小さく切り分けメイン料理とセットにしたお得なランチメニューがある。
ブランジェリーのパンを少しずつ味わう事ができて、更におかわり自由と
魅力的なコースではあったが今回のお目当ては以前より予告していた
『驚きのスイーツ』!!!
以前の記事:
①【cafe】ゴントラン シェリエ 東京(GONTRAN CHERRIER TOKYO)
シェフの経歴・お店の詳細【クイニーアマン】【モンブラン】【シュトーレン】
②【cafe】ゴントラン シェリエ 東京(GONTRAN CHERRIER TOKYO)★2
お店特色【ウイークエンドシトロン】【スコーン】【パンオショコラ】
入り口は1階、2階共に兼用で多彩なパンを眺めながら販売所を通過して、お店の
中程まで進むと階段下に木製三脚のイーゼルを使ったオシャレな案内板が出ている。
階段を登る途中の踊り場にはPOL ROGER(ポル・ロジェ)のビンを使ったオシャレな
オブジェが飾られている。
パン・ワイン・ブドウ・木箱の並びを見ると普段ワインを飲まない俺でさえたやすく
2階の吹き抜けから1階の販売所が見渡せ、シェフご自慢の彩り鮮やかで
きれいに陳列されたパンには自然と視線が吸い寄せられてしまう。
1階も30席以上とかなりの席数を用意しているのだが、2階は更に60席と広々している。
これがお店を後にする頃には、ほぼ満席になっていたので改めて人気の高さが伺えた。
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開店時間(AM10:00)の5分前に来店したが、すでに2組のお客さんが並んでいた。
席に案内されメニューを渡されたがそこに楽しみにしていたスイーツの文字が・・・
・・・『ない。』
もう一度上から探してもやはり・・・『ない。』
『季節のスイーツだから今の時期はなくなってしまったのかな。』と思いつつも
店員さんを呼んで確認・・・
スイーツの特徴を伝えると『少々お待ち下さい』と一度厨房に戻っていった。
『もしないのであればこの場ですぐに言ってくれるはず・・・』って事は・・・
こう言う待ち時間って変な期待が膨らんじゃうよね~(笑)
何やら厨房でやりとりしている時間が長く雲行きは怪しいが・・・
2分くらい経ってから『まだティータイムの時間ではないですけど・・・』って説明しにきた。
その言葉に思わず『ヴぇ~』(※心の中の叫びだからねっ。)
完全に事前調査不足だったのと階段下の案内にも今良く見ると
【ランチタイム11:00~15:00】【ティータイム15:00~18:00】って書いてあったのに
全く気付いていなかった(笑)
『15:00にもう一度くるか』そんな事を考えた矢先・・・
その後に店員さんのありがたい一言が続いた。
『時間は掛かりますが提供できます』と。
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○商品説明
今回は店内でも販売されている『ショコラマロンロール』とバニラアイスの組み合わせ。
参考)『ショコラマロンロール(chocolat maron roll)』 350円・・・カシスジャムとラム酒入り。
○構成(上から)
【ショコラプレート(飾り)】→【クレーム・シャンティ】→【スポンジケーキ(チョコ)】→
【カシスジャム】→【モンブランクリーム(ラム酒・栗入り)】
※バニラアイスにはビターなキャラメルクリームが乗っている。
定番のカシスとマロンの組み合わせのケーキではあるが、そこに甘味の際立つ
シャンティと食感がしっかりめのチョコスポンジケーキを使う事でアクセントを付けていて
食べ合わせにより色々な味が楽しめた。
モンブランクリームに合わせているラム酒は酸味の効いたカシス・濃厚なマロンと
共に相性良く、たっぷりのモンブランクリームの中央には大粒の栗を仕込んであり
栗の風味が際立って感じられ美味しくいただけた。
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この岩塩の包み焼きを思わせる外観からはこの時点で中身が何か
まず想像できないと思う。
そしてもう一つ楽しみにしていたのがカット・・・
硬そうに見えた外観はナイフを入れるとサクッとした手ごたえで難なくカット終了。
ちょっと拍子抜けだった(笑)そして驚愕の中身はっ・・・!!!
『サクサクメレンゲで包んだモンブラン(Mont blanc)』 500円
○構成(上から)
【ピスタチオ(皿上)】→【ベリーソース(皿上)】→【メレンゲ】→【モンブランクリーム(ラム酒入り)】→【栗】→【クレーム・シャンティ】→【ビスキュイ】
回りはメレンゲで中にはモンブランが入っていた。
通常モンブランはメレンゲを土台にしてモンブランクリームで覆うものだけど、
こちらは全く逆でケーキをまるごとメレンゲで包み込むと言う奇抜な発想の一品。
大量のメレンゲは見た感じ過剰と思えるがモンブランクリームが濃厚であるため
食べ合わせた時の希釈感は感じず、優しい口解けでマロンの風味を口の中にいっぱいに
広げてくれる。
そのままいただいても十分に美味しいがソースを付け味の変化も楽しめた。
今回いただいたロールケーキとモンブランは同じマロンクリームを使用していて
味が似通ってしまっていたが、ここのマロンクリームは好きなので飽きる事なく
美味しくいただけた。
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会計時に『お味はいかがでしたか?』とご意見を求められたので
時間外であったにも関わらず提供してくれたお礼とモンブランの発想の転換が
面白かった事を伝え店を後にした。
『ペストリーショップ』の時もそうだったが渋谷に来るとなぜか感想を求められる(笑)
ゴントラン シェリエ 東京 (GONTRAN CHERRIER TOKYO)
住 所:東京都渋谷区渋谷1-14-11 BCサロン1-2F
電話番号:1階 03-6418-9581 2階 03-6418-9582
営業時間:1階 (ブーランジェリー&カフェ)7:30~21:00
飲 食:1階 34席(カウンター4席、テーブル30席) 2階 60席
備 考:『サクサクメレンゲで包んだモンブラン』はティータイム時にいただきましょう。
地 図:JR『渋谷』駅より205m(徒歩1分)