羨ましい気持ち。その② | 息子IUGR。娘34W早産。

息子IUGR。娘34W早産。

IUGR(FGR)で37週1700gで生まれた息子と、34週6日2200gで生まれた娘との4人家族です。
IUGR、早産&低体重を心配しているプレママさんや後輩ママさんに、少しでも安心してもらいたくて、息子と娘の予後をお伝えするつもりです。

*産後のホルモンバランスの乱れの影響で、ナーバスになってるだけな気がしますが…(~_~;)*




ここの産院は、ナースステーションのすぐ近くに病棟用の内診室があります。

私の個室からNICUに行くときはナースステーションの前を通るので
内診室の前も通るんです。

さっき搾乳をNICUに届けに行った時、コートを着て荷物を持った男の人が
内診室の前の椅子に一人座っていました。

面会時間外に男の人や洋服の人がいるのは目立つので(朝イチだから人もいないし)、
どうしても目に入ってしまって…

奥さんに陣痛が来て、内診してるんだろうなぁと思いました。

それだけなのに、心がギューッとなって涙が出てきて…



NICUから出て病室に向かっていると、親くらいの年の夫婦がコートを着て
また荷物を持って、ナースステーションの方に向かって挨拶をしつつ、歩いて行きました。

さっき椅子に座ってた男の人の義両親なのかな…
とナースステーションの方に行くと3人はもういなくて、
LDRがある棟へ続くいつもは開いていないドアへ助産師さんが向かっていくところでした。



無事に元気な赤ちゃんが生まれるといいなーと思った後、
病室に戻るとまた泣けて来てしまって(*_*)



私には一生、もう二度と味わう可能性のない自然分娩。

二人目にもなれば帝王切開自体は受け入れられているし、
たまに葛藤はあるとはいえ、帝王切開でいいじゃない!と思えています。

一人目のときは自然分娩できなかったことに悔しさやショックや悲しさがあって
なかなかそこから立ち直れなかったんですけど。

なのにいざ自然分娩を目の当たりにして、また一人目の時に感じた気持ちを思い出してしまいました。



陣痛が来たら痛みに苦しみながら病院に行って、親や夫に付き添われて入院して、
皆がそわそわする中、何時間もかけて漸く赤ちゃんが誕生して…

そういうのが普通だと思っていて、当然自分もそうできると思っていたので
帝王切開になってしまって、自然分娩が羨ましくて羨ましくて仕方ありません。

自分自身はともかく、夫や親にはそういう体験を味わせてあげたかった…

みんなで一緒に乗り越えたかった。

特に夫には、生まれた後すぐの子供を見せてあげたかったし、抱っこさせてあげたかった。

毎回普通じゃない、それも普通よりずっと心配な出産で、
満足に普通の子供も産めず、夫に申し訳なくて。

私じゃない人と結婚してたら普通の出産が味わえただろうにと思ってしまいます…
 


こんな気持ちも、子供たちが小学生にでもなれば忘れちゃうんだろうなぁ。

こうやって泣いたりクヨクヨしたりは産後だからこそなのかな。

今日は直母ができるかもだし、いじけるのはやめ!