月日が早い。

娘の病は良い状態を保っている。

沢山の人々、
本当に沢山の人々の愛や気持ちで、
娘は笑顔で過ごせている。


何気なく寄り添ってくれる友人や、
何気なく言葉をかけてくれる近所の子、
温かく見守ってくれる先生方、
温かい祖父母や兄弟、
そして、真剣に向き合ってくれる医師。
私たちの上司も気遣いをくれる。
いや、もっともっと、
沢山の人々の優しさで。
笑顔で過ごせている。

感謝という言葉が薄っぺらく感じてしまうほど。

自分には何ができるだろう。
どんな恩返しができるだろう。

きっと特別なことをしなくても、
それぞれに恩返しする時は訪れるのかも知れない。


いま思いついた。

話をする時に、相手を褒めよう。
褒めることは沢山あるんだもの。
わざわざ言う機会がないだけで、
褒めるところは皆んなある。

褒められるって、すごく嬉しいもの。
お金じゃ買えない。

会うと元気になる人、
穏やかな気持ちになれたり、
偉いな〜と感心したり、
いつも綺麗にしてあるお家で感嘆したり、
肌がきれいで見習いたいなと思えたり。笑

こう考えると、
本当に余計な話をする余裕がなかったというか、身勝手な会話が多かったんだろうと思う。


それなのに、皆んな優しいな。。。


娘が病気になって、
色々な発見がある。
色々勉強になる。

でも、もう勉強も発見もいらないから、

治してしまおうね。

きっと治るはず。