術式説明 | 108号の甲状腺乳頭癌+糖尿病記

108号の甲状腺乳頭癌+糖尿病記

2018年9月10日に甲状腺乳頭癌の告知を受けました。
糖尿病はインシュリン注射を20年以上しています。
癌を機にブログを始めました。

10月10日

入院前最後のN病院。

予定は

手術のための準備支援センター

乳腺内分泌科

 

手術のための準備支援センター

受付で手術のための冊子が渡され、しばし待つ。

まずは手術室担当の看護師さんから当日の流れを説明され、アレルギーなどの質問がありました。

こちらからは血管が細くて出にくいこと、健康診断で心電図異常があることなどを報告しました。

最後に

看護師さん:「口の開き具合を見ますので、口を開けてくださ~い」

108号:(パカッと大きく口を開ける)パキ~ン!

     あごから大きめな音。

看護師さん:「口の開きは大丈夫ですね。あご大丈夫ですか?」

108号:「音は大きかったけど、痛くはありません(笑)」

自分でも結構な音だったのに痛みがないのはいいけど、情けない感じのまま看護師さんの担当は終了。

 

次に麻酔科の先生の説明。

全身麻酔について、麻酔により起こる可能性のある併発症について説明を受けて同意書にサイン。

 

そしてセンター内にて歯科検診。

簡単なものだろうと考えていたが、虫歯のチェック、歯周病のチェック、磨き残しのチェックからの歯垢除去。

ちゃんとした内容でした。

どうも挿管の際に口腔内から細菌が肺に入り、肺炎になることの予防らしく、ぐらぐらした歯・虫歯・歯周病がある場合は治療されるようです。

そして、なんと術前にも口腔内のチェック。

さらに退院前にも口腔内チェックがあるそうです。

術後の場合は挿管や麻酔時の歯の欠け、口の中の傷などを診察するみたい。

徹底してるなぁ~と感心するばかり。

また同意書にサイン。

 

最後に乳腺内分泌科で診察。

担当医から説明。

病名:甲状腺乳頭癌(多発)

腫瘍の部位:甲状腺左葉・右葉(上極・中極)

病理学的診断名:乳頭癌

病期:ステージⅠ

治療方法:甲状腺全摘

       頸部リンパ節郭清(切除範囲:気管前、気管傍)

合併症については反回神経麻痺、副甲状腺機能低下、甲状腺機能低下、上喉頭神経外枝麻痺などを説明。

術後、腫瘍やリンパを病理検査してみないと確定できないけど、今のところリンパの腫れもなく、甲状腺内でおさまっているようです。

そして、またまた同意書にサイン。

 

入院説明から術式説明で何枚の同意書にサインしたんだろ・・・

でも、これで入院前にやることはやったので、あとは入院準備して入院するだけ。

なんかスッキリ。

 

今日は入院準備を本格的に始めました。