今やメルセデスの象徴だったシルバーも不人気色

メルセデスと言えば「シルバー」というイメージが強いですが、今や不人気色。

人気は、白、黑とどの車種を見ても同じ色しか走っていない感じです。

 

 

ブリリアントシルバー

カラーコード744 ブリリアントシルバー

名前の通りキラッと輝く、これぞメルセデスといった色合い。

W220の前期モデルやW210はこの色でした。

 

 

イリジウムシルバー

カラーコード775 イリジウムシルバー

 

名前の通りイリジウムのようなちょっと白っぽいグレーの様なシルバー

近づいてみると、ラメが入っているのねっといった感じのシルバーです。

W220の後期、W211から使われだしたシルバーです。

 

全体的に丸みを帯びたW210と違い、エッジの効いたラインの入ったW211には

陰影がよく映えるイリジウムシルバーの方が似合うのかもしれません。

 

大量生産の自動車という商品の性格からして、小ロット多品種は効率が悪く、

コストアップになってしまう。
車種別の専用色を設けず、その時代のデザインに合わせた色を設定していく事が、

カーデザインの宿命なのかもしれません。