もう二度とこのような車は販売されないだろう。

以前にジャガーのXJRを取り上げたことが有るが

今回は、ダイムラーのダブルシックス。

名前の通り6気筒エンジンを2つ繫げた12気筒エンジンを持つ。

 TOYOTA製GZ50型5,000cc 12気筒エンジンほど精密ではないが

この12気筒エンジンも「ゆるゆると」燃費より気品を優先した回り方をする。



こんな天井の低いすらっとした細身のボディーは、他のどのメーカーにまねの出来るものではなく、現在のジャガー・カーズも効率を優先して設計をしている。


高級車の定番、「ウッド」と「レザー」のコンビだが、ヤナセ仕様のメルセデスとは異なりアイボリーのレザーはやはりおしゃれ。

シート自体も大きさと厚みがあり、座り心地も良いしゆったりとドライビングポジションを取れる。



後部シートにはジャガーとは異なりピクニックテーブルが備わる。ショーファードリブン的な使われ方をするのであろうが、やはりSクラスのロングと比較すると狭く感じるのは私だけであろうか?

やはり、この車は運転席が一番のドライビングカーであろう。


トランクルームも深さはないが幅があるので、ゴルフバックを乗せるのはかんたんだろう。



車体サイズは5025×1800×1360
エンジン出力は
315/5350/ps/rpm 48.7/2850kg・m/rpm

新車価格は
1295万円~1310万円