提出前の表を閉じても、誤記修正の不安だけが残っていた

 

夜、集計前のデータ整理を終えて、

私はようやくシートを閉じました。

 

表記ゆれの確認。

日付形式の統一。

空欄のチェック。

数字の位置ずれ。

 

一つずつ見たはずなのに、

送信ボタンの前で、また手が止まりました。

 

副業で始めたデータ整理サポート。

入力よりも、集計しやすい形に整える仕事です。

 

難しい作業ではないと思っていました。

でも、ルールが曖昧なまま急ぐほど、

あとから誤記や整形ミスが見つかる。

 

「ここ、表記をそろえてください」

「この列だけ形式が違います」

「再提出をお願いします」

 

その通知を見るたびに、

胸の奥が、少し冷たくなりました。

 

それでも最後に見られるのは、

丁寧に整えたことより、何件処理したか、どれだけ早く出したかでした。

 

件数を増やしているのに、戻り作業も増えていく。

終わったはずの表を、また開く夜が続く。

 

あなたが悪いわけじゃないと思います。

確認が甘いわけでも、作業が遅いわけでもない。

 

ただ、今の副業の形が、

整形ルールを固定する前に、

件数だけを増やす方向へ寄っていただけかもしれません。

 

再提出をさらに増やす前に、

まず見直すべきことがあります。

処理件数だけで、
自分を責め続ける前に。
その副業が本当に続く形なのか、
一度だけ確認してみてください。

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