23時の星空と2人の決断。 | Story of our…LIFE!

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2017〜2018『Te Araroa』を夫婦で 1895km地点まで歩きました。
ひとり旅が好きな自由な旦那と、その自由さに憧れる私。
この先2人で、どれだけの世界を見れるだろうか。
私達の人生の物語…


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昨夜の夕暮れ時。

HATの中。きれいです。
掃除もさせていただきました。
チラッと見えてるぶら下げてあるものは、
ネズミ対策の食料。
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一眠りした時…

夜中、旦那が私を起こした

『星が、星がすごいよ!!』と。


外に出てみる。

なんだこりゃ…凄すぎる…

首がもげるほど満天の星空をしばらく見上げる。


最近のHoliday Parkでの星空もすごかったけど


山の星空って、海より地球は丸いんだなぁと感じるのです。写真でお届けできないので、

プラネタリウムを想像してください。


にしても、寒い

暖炉は消えかけてるので、また火起こし。

HAT、もくもくやん


今何時??

あれ、まだ23時。てっきり3時とかだと思ってた。



そして、旦那が私に話した。


『明日からのことなんだけど


明日はなるべく進んでおこうと、話はしてあった。

けど、天気が崩れる。2日間雨。台風。

そして、川の増水も心配で、

多分、3日停滞するかもしれないと。

順調に行けば、あと4日で抜けれる。

けど、23日停滞となれば、食料が足りない。

川の増水がどんなもんかわからない。

雨の程度がどんなもんかも


旦那は、もしかしたら、停滞しても川が増水してても98%は行けるのかもしれない。

もしかしたら行く人の方が多いのかもしれない。

けど、そればっかりは行かないとわからない。

もしも、最悪の12%の事が起こった時を考えると、

ここは戻った方がいいと思う。

と。

私が川で流されたらとも考えたらしい。

100%安全です。なんて、どこにもない。

けど、食べて、安全に歩いて、生きる事を考えたら。


私の中で、進んでいくと考えていたので、

その考えに驚いた。

そして、安心もした。


だから、私達は、自分達のために、

夜が明けたら山を下りる事を決めた。


そして、たくさん話したらお腹が空く。

夕食が早かったから

お菓子とコーヒーを。

残りの行動食は食べても問題ないから

また街で調達すればいい。

そしてまた眠りについたのでした。

(これは18日から19日にまたぐ話)




このあと、私達の旅が大きく変わろうとしているのでした…


それはまた別のお話…


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Te araroa
1895 km地点
Slaty HATにて。