1. 手術1日前:いよいよ入院

朝10時に病院へ入院。どんなところだろうと思いながら病棟に足を踏み入れると、思っていたイメージとは大違いでした。暗くて冷たい雰囲気を想像していたのに、広々とした明るい空間!4人部屋なのに、仕切りのおかげでプライバシーは守られていて、まるで一人部屋のような快適さ。しかも、私のベッドは窓側。窓の外にはこんもりと紅葉が広がり、その奥には青空を背景にビル群が輝いているという絶景。「これなら10日間の入院も悪くないかも」と思ってしまいました。

部屋にはWi-Fiも電源も完備され、収納スペースも充実。快適さにすっかり気分が良くなり、病院内のコンビニや理容室の場所をチェックするために病院内を探検。夕方には友人たちと夕食を食べたかったのですが、病院のルールで却下されてしまいました。10時の消灯時間までにシャワーを浴びて、ベッドに潜り込みましたが、「いよいよ明日か…」と少し緊張した気持ちで眠りにつきました。


2. 手術当日:恐怖と安心のはざまで

手術は朝8時半スタート。前日の夜9時からは絶食、当日の朝6時からは飲み物も禁止。少し緊張しながら、病院指定の着方がちょっと難しい手術着に着替え、8時過ぎまで病室で過ごしました。その間、看護師さんが体温や血圧を測りに来てくれて、淡々と進む準備に少しだけ安心感がありました。

8時過ぎ、別の階にある手術室へ向かうため歩いて移動。途中、看護師さんが押していた移動用ベッドを手伝いながら、「私が寝るのはこのベッドか…」なんて考えていました。手術室の前に到着すると、病棟とはまったく違うピリッとした雰囲気の中、名前と誕生日を確認され、細かな説明を受けました。その後、手術台に横になり、いろいろな処置が施される中で意識が遠のいていきました。


気がついたら病室へ戻っていました

気づいたとき、担当医の先生が「うまくいきましたよ」と優しく声をかけてくれました。「痛そうなところは全部綺麗に治しました。旦那さんにも報告しておきますね。」と。無事に終わった安心感と、「なんて気の利いた先生なんだろう」という感謝の気持ちが湧き上がりました。

時計を見ると午前11時半。手術は3時間ほどで終わり、いつの間にか病室に戻っていました。肩には既に装具が取り付けらて固定されているものの、思ったほどの痛みはありません。ただ、前日夜から何も口にしていなかったので、お腹がすいてしょうがないはずなのだけど、でも、麻酔の影響で3時間は水すら飲めないと言われ、じっと我慢の時間を過ごしました。


初めての試練:吐き気との戦い

夕方になり、「夕飯は食べられますか?」と看護師さんに聞かれ、即答で「食べます!」と答えました。でも、待ちに待った食事も1/3しか食べられず、さらには吐き気で全て戻してしまいました。これが麻酔の影響だと聞いて納得するものの、その後も何とも言えない不快感が続きました。


術後初日の平穏

その夜、一応夕飯が食べられたということで点滴が外されたのですが、肩の感覚はまったくありませんでした。麻酔がまだ完全には切れていなかったのです。それで術後当日の夜は、今振り返ってみると、驚くほど平穏だったと思います。なぜなら、肩の痛みをほとんど感じなかったのですから。

でも、本当の痛みは翌日やってきたのです……。(続きはまたあとで)