「本題の話をするわ」


~なにを勿体つけて。こっちは眠いんださっさと言えよ。


「バーカ、考えりゃ分かるだろ。俺らのことを暴露しやがって……」


「たいした見てる人居ないし、あんたの素性なんざ言ってないぜ?」


「そーいう問題じゃねーよ、死愛栄の存在を書きやがったろ?業務がやりにくくなるって苦情が殺到だよ!」


なに言ってんだか……こんなのタナカの作り話って、み〜んなそう思ってるわ。


「だからよ、存在知れただけでも諜報活動に支障が出るってよ!死神組合の人達がお白州に訴えるって騒いでるから…」


「なんだよ、お白州って……^^;」


「冥土北町奉行所だよ!」


奴が言うには、加藤剛さんや竹脇無我さんや主要メンバーが揃ったのでノリで閻魔が開設したらしい……加藤剛さんも張り切ってやってるとか。


「アホ臭い、そーいう適当なことしてるからお前らは信用できねぇんだ。だいたいがお裁きも何も、てめぇら善人を死なせ、悪党を生かしたり、まだ若いのに〜なんて人選ばかりしてんじゃねえか!クソ死神がっ!‪💢」



「言い古された批判だな、戦争反対の為なら死んでもいい、日本なんかどうなってもいい!って言う、左翼じゃねえんだから…さ。」

「タナカ、知らんのけ?真実を。好い人が召されたり不慮の死はな、俺たちはほとんど関与して無いんだ。あれはもっと宇宙の上部組織、人間界より遥か上のステージに居る生物が、人間にしておくのは勿体ないとスカウトしちゃうんだよ。」


奴は地球も人間も宇宙からしたら、それほどの特別な存在ではなく、勝手に地球人が独自の世界観を持ってるだけだと言う。あの世とやらもあくまで地球地域だけのもので、他の宇宙各地から見たらただのローカルルールだと言う。


なにせ閻魔や聖人も全宇宙は把握出来ていないと言う。


「だからな、我々はひとつの粒子の集合体として、その時々の因果で宇宙のどこかに色んな形となって変遷していくだけ、永遠にな。」


ただ人間界の管理してるだけよ、ワシら 。それにはお前の様なお喋りは迷惑だって言ってんの。


「今回はな、大岡霊前さまに良しなにと頼んでおいたけどな……気を付けろ馬鹿が!」


「なんか分からんけどよ、そこ迄言うのならあまり書かないよ、悪かったな。


「もう、いつあざといRaytubaに嗅ぎ付けられないかヒヤヒヤよ。霊春砲も怖いしな…」


「次に余計なこと書いたら、お白州だからな!破れ傘霊舟の旦那もてめぇ人間じゃねえ!叩っ斬ってやるー!言ってたからな。」


~そう告げると覇霊に乗って颯爽と帰っていったとさ 👋🏻‪ チャンチャン。