自分が普通じゃないといつ自覚したんだろ?と考えてた…記憶を辿ると幼稚園5歳の時だと、思い付いた

あのころから、何も変わってねーや。

実によく脱走した……それはオカンが恋しいワケではなくて、幼稚園が面白くなかったのだ。脱走したとて、真っ直ぐ家に帰る訳でも無くて、あっちこっち何時間も徘徊して帰るのだ。

覚えてるのは、道路を通らず民家と民家の庭だけをスルスルと抜け、冒険と思っていたり、帰り道に林の中を抜けるのが恐くてわざわざ遠回りしたり、時に四回建ての社宅を意味なく上階まで上がったり……

小汚い鼻垂らした園児が日中、徘徊してる絵はいま思うと笑えるのだが……

幼稚園側もさるもので、しまいには園長先生の自宅に監禁しだした。それで今度は細々としたものを盗んでは、コレクションする遊びに夢中になった。

それでも退園にならかったのだから、自分の記憶はそんな長い期間では無かったのか?と推理するのだが、今となれば真相は分からない。



要は組織にちゃんと帰属出来ない。それは落ちこぼれの中でもそうだった気がするー

ずーっと幼稚園の頃と同じこと繰り返して歳食っただけやん。

近年は何処に勤めても、周囲や経営者がバカに見えて尚更、帰属できず……

それも本人の能力はなにも突出していなく、むしろ劣等なのにソレなのだから救いようもない。

いよいよ、あらゆる事にどん詰まりが来て、もはやこれまでと思ってたら、急転直下でなぜか今の生活があるのだ。

一人営業……多少の縛りはあるが、帰属する対象はない。もうこれしか生き残れない道に辿り付いたのだ……
  
  ところが……

今度は身体が俺に反旗を翻し、劣化の旗印を掲げ向かってきやがる。

まったく今度は何処に脱走すりゃいいんだよ!まっこと人生は上手く行かぬ。

  んがぁぁぁ!夜中に叫ぶ私なのでしたw