昨日、夏休みも終わりだと小学校高学年の子供が、髪の毛を切りにきたが、夏だというのに真っ白な肌をしてるから、何処も行かなかったの?家の中でゲームばかりやってたんだろ?なんて言ってからかったのだけれどね........

おいちゃんが子供の頃は山に川に虫取りにと忙しく駆け回って皆、真っ黒になってたもんだよ〜なんて言ったのだけれど、すぐ心の中の俺の声が聞こえてきた........「嘘ばっかり言ってる!」

夏休み........少年のあの頃をこのブログでも書いたことがあるにはあるが、嘘ではないがかなり実態は違ってた(笑)




朝イチのラジオ体操なんて年中コケてたし、朝早くからクワガタだカブトムシ取りだぁ〜なんてのを張り切ってたのは親父の方で、俺は起こされて仕方なくイヤイヤ着いていってただけで、捕ってきても面倒なんかさらさらみなかった。

ザリガニ捕りなんて気持ち悪くて逃げ回っていたし、釣りなんて小一時間としてジッとしてられずに竿など放り出して小石投げなどしていたし、およそ情緒のない子供だったんだ(笑)

川なんか行ってもダラダラ寝そべるばかりで、はしゃぐ少年でもなかったし。

親父は俺が夢中にならんから高学年の頃には誘いもしなくなったな。


そうなのだ、野を駆け山を超え水と戯れ虫を追い........なんて言い出したのは大人になってから自分の少年時代を美化してしまったものなのだ(笑)



じゃあ、夏休みなにをしてたかいうと、友達の家でゲームとか、デパートに行って試食巡りとか、図書館でエロいの読むとか、児童館で遊ぶとか、とにかく涼しいとこばかりでくすぶってた(笑)

まあね、多少は屋外の記憶もあるけれど、当時の子供達の水準からすると、とびきり横着な子供だったに違いなく。

夏休み明けて、それぞれが黒さを競っていたけど、俺など真っ黒なんかになった事がなかったもんな。


ぐうたら気質はその頃、既に片鱗を見せていたのだ。アウトドアなんて滅相もない〜だったのだ。



そんな物臭な少年期だったくせに煌びやかな思い出として夏休みを語ったりしてるんだから、俺もいい加減である。

  三つ子の魂百までを自でいってるね(笑)


それでも恋しやあの頃の夏休み🌞🌴🏄🎇🎆

郷愁だけは人一倍なんだからおかしなものだ。

 帰りたいなぁ昭和の夏休み........(笑)