たこ八郎さん。1985年に44歳の若さで亡くなってるので、もう知らない人も多くなってとても寂しい…


特異で不思議な喜劇役者だった…元ボクサーで日本チャンピオンにまでなった猛者なのだが、彼は左眼をほぼ失明しており、そのハンディを隠すために打ってくるパンチを避けないというムチャクチャなファイトスタイルで人気を得たと言う。


打たせるだけ打たせて相手が疲れたところを打ってKOする戦法は、後の矢吹丈のモデルとも言われたー。んなアホな!ではないの。


そのパンチドランカーの後遺症で、笑いは素のまんまの様に見え、独特のおかしさを醸し出した。



死去の時は海で遊泳中に溺れたのだが、翌日の新聞には「たこ溺死」とか、タモリが「たこが海で死んだんだから悲しくない」などと報じて、死んでまでも笑いを取ったという伝説は、オイラの中でも鮮烈な記憶になってるのであり、忘れられないのだー。


細川さんもいなくなってしまったな … 泣

  


 たこさん、好きだったなぁ。


「迷惑かけてありがとう」


たこさんの座右の銘とか。すごくいい…


日本語としてはおかしいのだけれど、たこさんだからこそ似合う言葉になってるんだよね。


このニュアンスは自分もよく分かる…


俺もそんなもんだよなぁ〜って思えて。


人生の大半は誰かに迷惑かけて生きてきた様な気さえするのだ。


オカンや友達やらその時々の周囲やら、さぞかし面倒臭い男だったろうなぁ…なんて。


 迷惑かけてありがとう…


オイラもコレを呟きながら生きていきたいな…こんな男が生き長らえたのは皆のお陰なのだ。







もう、こういう芸人さんは出てこれないだろうな、今だと差別的な笑いと言われかねないものな 泣


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(2年前の記事を加筆訂正した)