たとえば僕がどんなに賢いとか立派だとか
そんなことを言いたいワケじゃなかったよ
酷くショボくて意地悪で嫌なヤツだとして
キミはその真実だけ受け止めてほしかった
それが贅沢でムチャなお願いだと言うんだね
だから僕は立ち去るより他になかったんだ
たとえば僕がどんなに切なく悲しくたって
受け止めて言いたかったワケじゃなかったよ
意気地なくてつまらない嫌なヤツだとして
キミはありのまんまに寄り添ってほしかった
それが勝手過ぎるお願いだと言うんだね
だから僕は立ち去るよりなかったんだ
いつもいい男を演じなきゃいけないんなら
そんな器用ならいまごろ月9のアクターだよ
わかっちゃない演出家と付き合いきれない
さよならバイバイ次の舞台へ行けばいい
ホントにオイラを知ろうとしてくれる人なんか居ないし居なかった。男はいつも女の都合のいい布巾のように、その辺でぶら下がってればいいと思ってるんだろう…
やっぱりオンナは分からない。
いや違うな、人間が分からないー。
こんなに長く生きても分からない…年取って知ったのは分からない事が世の中にはたくさんあると知っただけだ。
その数だけが心の倉庫に山積みになる
長生きなんてロクなもんじゃねえや…
それを知るのが怖くて人は本能的に
ボケていくのかもしれないー。
うん、きっとそうだ、そうとしか思えない。

