勝ち負けの世界から | イヤ、君は天才だ!~眠った才能を呼び起こす!サイトウ式能力開発メソッド~ サイトウユウスケのブログ

イヤ、君は天才だ!~眠った才能を呼び起こす!サイトウ式能力開発メソッド~ サイトウユウスケのブログ

自分の才能の見つけ方のコツや、天職の見つけ方のコツ、才能の育て方や、自分のだけの才能を生かして収入を得る方法を紹介しています。
君の中に眠った才能を見つけて育てて生かして、幸せな毎日を過ごしましょう。

\詳しい活動内容/
https://tensai-lab.net/

 

おはようございます。

 

 

朝起きたら、ふと思ったことを忘れたくなかったのでブログに書きます。

 

たぶん、いい話です。笑

 

 

生徒くん

「自分でいうな!」

 

 

僕が昔勤めていた営業会社は、「勝つか負けるか」の世界でした。

 

 

そこで僕はそれなりに勝たせてもらいました。

 

 

勝って気持ちいいな、と思うこともあれば、

勝っても気持ちよくないな、と思うこともありました。

 

そんな時は決まって、

 

「この勝ち負けの世界から早く抜け出したい」

 

と思うのでした。

 

 

ちなみに、おもしろいのが、

 

負けて気持ちいいな、と思うことは一度たりともありませんでした。

 

負けたら何も守れないような気がして。

 

やっぱり勝たないといけないなと、つよく思いました。

 

 

もしかすると、この世界全体が勝ち負けを前提にして回っているんじゃないか?

 

と、そう思うこともあり、そう思えば思うほど、やっぱり僕は、

 

 

「もう戦いたくない。」

 

 

と思うのでした。

でも負けるのは嫌だ!みたいな。笑

 

 

勝つのもつらいし、負けるのもつらい。

 

これはもう大量にお酒を飲んで、頭をおかしくするしかない!と、たくさんお酒を飲んだ夜もありました。

 

 

生徒くん

「ナイス現実逃避!!」

 

 

二日酔いにはなりましたが、現実は変わりませんでした。

 

 

そして僕は、とりあえず目の前の「勝ち負け」から脱しようと会社を辞め、本格的に心理学を学び始めました。

 

 

そしたら、なんということでしょう。

(劇的ビフォーアフター風)

 

 

僕はそこで生まれて初めて、

 

 

「勝ちを譲り合い、負けを誇りに思う世界」

 

 

に出会うことができました。

 

僕は弱かったから、負けを気持ちよく感じなかったんだ。

 

と気づけたんです。

 

 

本当に強い人は、やさしい。

本当に強い人は、勝たない。

本当に強い人は、表面上だけみるとものすごく損をしてる。

 

本当に強い人は、本質的に大切なことに気付いていて、それをしっかりとらえている。

 

 

そんなことに気付いてから、すこし経ったある日、

 

僕は3歳と5歳のかわいい姪っ子ちゃん姉妹とトランプゲームをして遊んでいました。

 

 

もちろん、僕は毎回接戦後に必ずビリになるのですが、

(あ、わざとですよ!笑)

 

 

3歳の姪っ子ちゃんもお姉ちゃんには勝てずに、何回目かでふてくされてしまいました。

 

「おねえちゃんだけずるい!」

 

みたいな。

 

だから僕は、

 

「でも○○ちゃんは、僕からはずっと勝ってるよ!」

 

というと、

 

「だってユウスケくん、弱いもん!」

 

と。笑

 

 

「二人とも、よーく聞いてね。負けたっていいんだよ。負けたって何も悪くないんだよ。負けたほうがかっこいいことだってあるんだよ。○○ちゃんが負けたって、ユウスケお兄ちゃんは○○ちゃんのこと大好きなのは変わらないんだよ。わかるかな?」

 

 

二人ともぽかーんとしていました。笑

 

 

二人の父親である兄貴も、「相手は子供だぞ・・・。」くらいの感じで見ていました。(本心はどうかわかりませんよ!)

 

 

で、再戦。

 

 

するとなんということでしょう。

(劇的ビフォーアフター風、二回目。)

 

 

今までずっと勝っていたお姉ちゃんが負けたのです。

 

おかげで僕も2位になれました。笑

 

 

一位になった3歳の姪っ子ちゃんは大喜び!!

 

 

「やったー!やったー!」

 

 

そしたらお姉ちゃんが妹ちゃんに言ったんです。

 

 

「ねぇねぇ、負けたっていいんだよ。」

 

 

僕は嬉しくて涙がこぼれ落ちそうになりました。

さすがは僕の子供。

 

 

生徒くん

「おいおい!いろいろとややこしくなるからその冗談だけはマジでやめとけ!」

 

 

僕は嬉しくなってお姉ちゃんに言いました。

 

 

「本当にそう!負けたっていいんだよ。」

 

 

すると勝った妹ちゃんは不安そうな顔に。

 

 

「でも大丈夫、勝ってもいいんだよ。」

 

 

そういうと、妹ちゃんも笑顔に。

 

 

三人で笑いながら、

 

「勝ってもいいんだよ!負けてもいいんだよ!」

 

の大合唱。

 

 

本当にうれしかったな。あの瞬間。

 

きっともう二人の記憶からは消えているかもしれないけど・・・。

 

 

世の中では「勝つか負けるか」がすごく重要で、

その反動で生まれた「ゆとり教育」は、いきなり「勝つことも負けることも否定」しているような気がして・・・。

 

 

僕自身も、「勝ち負けがすべてではない」と心から言えるものの、

 

でも、勝ち負けがそこらじゅうに溢れているこの世界で、「勝つこと」からも、「負けること」からも目をそらしてしまったら、僕たちは上手に生きていけないのも事実で。

 

 

だからこそ、

 

勝ってもいいんです。

負けてもいんです。

 

 

勝ちすぎているなら、勝ちを譲る喜びを知ればいいし、

負けすぎているなら、勝つ喜びを知ればいい。

 

 

で、そのどちらかに偏りすぎることなく、自分のベストな位置を見つけることができたら、

 

その人はもう勝ちでも負けでもなく、「価値のある人生」なんだと思います。

 

 

土曜日に、僕が主催するセミナー講師グランプリがありました。

賞レースなので、勝ち負けはあります。

 

 

参加者はみんな、僕の愛する塾生たちです。

 

勝ってもいいんだよ。

負けてもいいんだよ。

 

そんな気持ちで見続けた結果、まともに採点できなかった僕は、審査員としては完全に失格でしたが・・・笑

 

 

そこには確かに「価値のある時間」が流れていました。

 

 

 

ああ、僕はこんな世界を見てみたかったんだ。

 

僕はこんな世界に生きたかったんだ。

 

と心から思えました。

 

勝ち負けに左右されない、価値のある人生を歩みたいですね。

 

 

 

ここからは完全に独り言ですが・・・

 

今日もやることいっぱいですが、花見に行きたいです。大阪城公園に今すぐ行きたいです。どうしましょう?この衝動。笑

 

桜め・・・、僕の心を惑わすなんて、罪な奴だ。

 

 

ということで今日も良い一日を~☆

 

 

【2018年4月1日(日)】

夢を叶えるワークショップ!

~まさか本当に!?を叶えるコツがわかる、夢実現メソッド決定版!~

詳細はこちらからどうぞ。(残1席)