サービスのはずが… | イヤ、君は天才だ!~眠った才能を呼び起こす!サイトウ式能力開発メソッド~ サイトウユウスケのブログ

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こんにちわ!

昨日に引き続き、新コーナー。
事例検証で心理学のコーナーです!


明日からまたポジティブな文面にしますから、今日までは我慢してネガティヴな感情と向き合うきっかけにしてみてくださーい( ´ ▽ ` )ノ

「サービスのはずが…」

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いつもより少し遅めの昼食を取ろうとお店にはいるN子さん。

「いらっしゃいませー。」

メニューを手に取り、適当なランチセットを頼もうとすると・・・

(あ・・・ランチメニューって14時までなんだ。五分過ぎてる・・・。)

店員Tちゃん
「ご注文はいかがいたしましょうか?」

N子さん
「あの・・・ランチって終わっちゃってます?」

店員Tちゃん
「あっ・・・そうですね・・・。ちょっと確認してきますね!」

3分後・・・

店員Tちゃん
「あの、Aセットなら大丈夫とのことなんですがいかがしますか?」

N子さん
「あっ、Aセットでいいです!ありがとうございますー。」

内心ラッキーと思うN子さん。

いやー、よかった。ランチセットだったら結構割安なのよねー。Aセットっていったら何が出てくるのかしら・・・。豚の生姜焼きと味噌汁、サラダ、あっ、唐揚げも3個ついて、デザートまで付いてるんだ。へー。これで650円ならお得よね。

3分後・・・

スーツ姿の男性
「あのー申し訳ございません。お客様・・・。」

やたらと低姿勢な年配の男性・・・。おそらくこの店のオーナーかなんかだろう。

N子さん
「あ、はい。」

スーツ姿の男性
「当店、本来ランチメニューは14時までなんですが・・・、今回は特別にお時間を過ぎてのランチメニューのご提供となります・・・。」

N子さん
「は・・・はぁ。」

この人、何言ってるのかしら?
別にこっちは強制したわけじゃないんですけど・・・。

スーツ姿の男性
「唐揚げが品切れになっており、本来のAセットの状態ではご提供できないのですがよろしいでしょうか??」

あっ、そういうことね。
内心納得するN子さん。

N子さん
「あっ、全然大丈夫ですよ。」

別に唐揚げ食べにきたわけじゃないからね・・・。

さらに3分後、メニュー到着。

{79ACDACF-B5C8-4DCD-9ABE-2CCC00F48D57:01}



無事完食し、レジに向かうN子さん。

年配の店員S
「お客様!当店のランチメニューは14時までとなっておりますので、今後に関しては14時を1分でも過ぎて入店した際はランチメニューのご提供はお断りさせていただきます!」

N子さんの心の声
(はっ??なんで私怒られちゃってるわけ??このおばさん・・・めっちゃ態度でかいし急に出てきてなんなの?)

N子さん
「は、はぁ・・・。」

650円を支払い店を後にするN子さん。

時間が経つにつれどんどんと怒りが込み上げてくるN子さん。

えっ、ちょっと待って。別に私がどうしてもランチメニューがいいって言ったわけじゃないわよね。なのになんであんな言われ方しなきゃいけないの?そもそもあんな言われ方するぐらいなら単品で頼んだほうが全然良かったけど。

あー、考えれば考えるほど腹たってきたわ。
むしろあっちが勝手に提供してきたんじゃない?Aセットならどう?みたいに聞いてきたのはあっちよね。

あんなに露骨に『サービスしてやった感』を出されたらたまったもんじゃないわ!恩着せがましいにも程があるわ。

もー二度と行かないわ、あんな店!友達にも今日あったこと言いふらしてストレス発散しよーっと。


一方お店では・・・

年配の店員S
「Tちゃーーん。見た?ちゃんとこれくらい強く言わないとダメよ。Tちゃんは気が弱いからすぐにつけ込まれるんだから。そもそもこっちがサービスしてやってんのに『ありがとう』のひとつも言わないで帰る客なんてこっちから願い下げよ!」

店員Tちゃん
「はい・・・。すいません・・・。お客様がどうしてもっていうから・・・。でもSさんに御願いしたらすぐに解決しちゃうんで、ほんとSさんって頼りになりまーす♪」

Tちゃんの心の声
(別に全然強くとか言われてないけど、こうやってSさんの機嫌とっておけば何かと都合がいいし、ほんとちょろいもんだわ。これが女の処世術よ。)

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はい。
いかがでしたでしょうか?


これを読んでなにを感じましたか?

ありえない?
あり得る?
許せない?
よくあること?

浮かび上がる感情を確かめてみてください。

ここで大切なのは「深刻になりすぎないこと」です。

僕が今一番必要だと思う能力は、深刻になりすぎない力だと思ってるくらいですから、これは超重要です。


例えばもし、この出来事が「現実」ではなく「小説」の世界の話だとしたらどうですか?

『ちょっとありきたりでつまらない』程度のレベルのストーリーじゃないですか?

そんな感覚で見ることが重要です。

あなたの目の前に起きている「現実」も、まったく関係性のない他人から見たら「小説にするには物足りない出来事」という位置づけになるのかもしれません。

大切なのは第三者の目を持つこと。自分に起きた出来事も客観視できるクセがつくと、感情的になってしまうことも減ると思います。

N子さん
感謝の気持ちって大事ですね。もしあの時、「すいません。ランチは終了してますので、単品でご注文お願いします。」と言われてたら、あなたはきっと、「五分くらいいいじゃないの?サービスがなってないわ!」って思ってたんじゃないですか?

Tちゃん
あなたが接したようにあなたも接されるんです。そのループし続けるマイナスの関係性をどこかで断ち切れたらいいですね。

Sさん
あなたがその仕事に就く時、どんな理想を思い描いて就いたのでしょうか?今の姿はその理想とどれくらい距離がありますか?

オーナー
あなたはどんな想いでこの店の看板を掲げたのでしょうか。その想いは従業員につたわってますか?


理想を言えばキリがないですね。でも言わないでいても逆の方向にキリがない。

だからこそ、自分と向き合うことが大切なんだと思います。

もちろん、深刻になりすぎずに。

明日からは明るいネタにしますからねー!