たくさんの天才の原石と出会えるのが楽しみでなりません。
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「生徒くん、おはよー。」
「おはようございます。」
「生徒くん、昨日のワークでは生徒くんの天職は『断食道場のトレーナー』だったね。」
連載記事になってるのでこちらから読むとわかりやすいです。
「はい。あんまりときめかないですけどね。」
「だね。というのは、趣味から天職を見つけるにはもう一つだけ大事なプロセスがあるんだ。」
「えっ?そうなんですか?それを早く言ってくださいよ。」
「いやいや、順番通りだよ。順番通りにやってこうよ。生徒くん、焦りは禁物だからいい加減肩の力を抜いて聞いてね。」
「うっ…。わかりました。どーぞ。」
「うん。じゃあなぜ生徒くんは自分の趣味を三つ合わせた天職を見つけ出したのにときめかないのか?だね。」
「はい。」
「それはね、生徒くんがウソをついてるんだ。」
「はっ?先生、いきなりなんなんですか?失礼すぎでしょ。先生のいう通りにワークをやってきたのにウソつき呼ばわりですか??」
「あー、ごめんごめん。もちろん生徒くんが意識的にウソをついてるって言いたいわけじゃないんだ。結果的にウソをついてるってことを言いたいんだ。」
「んっ?どういうことですか?」
「あのね、生徒くん、昨日趣味の話をした時に色々と理由を説明してくれたよね?」
「はい。しましたね。」
「その理由をもう一度思い出してほしいんだけど…。」
「えーっと…。
カラオケ→メッセージ性のある歌詞
岩盤浴→我慢して汗流すの気持ちいい
神社巡り→神聖な気持ちになる
ですかね。」
「そうだったね。ありがとう。で、この中にウソ理由が混じってるね。」
「はっ?混じってないですけど。」
「いや、混じってると思うよ。」
「はっ?先生、エスパーですか?なんで僕の意見なのに先生が知った風な口を聞くんですか?」
「ははっ。言われてみればそうだね。じゃあ質問を変えるね。」
「はい。」
「生徒くん、断食道場のトレーナーって聞いてときめかないのはなんでだろう?」
「うーん。なんかやっぱり無理に我慢させるってイメージがあるので合わないのかも。過酷な感じがしますよね。」
「なるほど。過酷な感じがするからときめかないんだね?」
「はい。そうですね。」
「で、生徒くんはなんで岩盤浴が好きなんだっけ?」
「えっ?我慢して汗流すのが気持ちい…あれ??」
「生徒くん、本当の本当に我慢するのが好きなのかな?」
「…いや。我慢は好きじゃないですね。確かに岩盤浴は好きな時に出入り出来るから、そもそもあれは我慢じゃないですね。」
「そうだね。我慢が好きじゃないのに断食トレーナーは苦痛だね。じゃあ断食トレーナーから我慢を引いたらどんな職業があるだろう?」
「えっ?うーん…。うーん…。」
「じゃあまた明日までゆっくり考えようね。」
ということで、趣味から天職を見つけるために趣味を合算したけどなんかときめかなかったあなた!
その理由は一体なんでしょうか?
そしてその出てきた理由を引いたら次はどんな職業が出てくるだろう?
ではまた明日ー!