いよいよ本日開始です。
体験ゼミ、次回は10月8日に実施します。
「ねぇ先生。」
「んっ?どうしたんだい、生徒くん。」
「先生はさ、人前で話す時に緊張しないの?」
「しないよ。急にどうしたんだい?」
「いや、今日も体験ゼミあるけど僕は人前で話すのが苦手だから先生見てると不思議だなぁって。」
「そっかそっか。生徒くんにはまだ『フロー体験』について話してなかったっけ?」
「フロー体験?聞いてないですね。なんですかそれは。」
「すんごくわかりやすく言うと、スターを食べたマリオの状態だね。」
「無敵状態ってことですか?」
「まぁそんな感じ。チクセントミハイっていうアメリカの心理学者が提唱した理論でフローっていうのは『覚醒状態』って意味かな。」
「ほら、生徒くんも子供のころに経験したことないかな?遊んでたらあっという間に時間が過ぎてたって経験!あれこそまさにフロー体験だよ。」
「あっありますね。授業中の10分は異常に長く感じるのに放課後にみんなで遊んでる時の一時間はあっという間です。」
「だね。それがフロー体験だよ。すんごく集中してて時間を忘れちゃう感じね。すんごく集中してて覚醒状態にあるわけだから、そのフロー状態の時に人はベストパフォーマンスを出すことが出来るんだ。」
「へー。で、フロー体験と先生が緊張しないのと何が関係してるんですか?」
「そうだね。フロー(覚醒)の状態っていうのは慣れてくると意識的に作ることが出来るんだ。」
「へー。」
「まぁ厳密にいうと、意識的にフロー体験が起こりやすい環境をつくることができるって言い方になるんだけどね。」
「意識的に覚醒状態、つまり無敵状態をつくれるってすごいっすね!はやくやり方を教えて下さい!」
「まぁ落ち着いて。先生の場合、それがたまたま人前で話す時にはほぼ100パーセントくらいの確率で出現するんだ。人前で話すとフロー状態になるってわかってるから初めから緊張しないってことだね。」
「うらやましいっすけど、今もう先生の話とかどうでもいいです!僕もそのフロー体験をいつでも発動出来るようにしたいです!」
「生徒くん、君が僕に聞いてきたのに…。」
「はやくその裏ワザ教えて下さいよー!」
「生徒くん、何か勘違いしてるね…。いつでもどこでもなれるようなものじゃないんだよ。さっきも言ったけどフロー体験の状態になるにはまずそもそもいくつかの条件を満たす必要があるんだ。」
「えー。なんでー。じゃあ早く条件教えてよー。ヘボ先生ー。」
「こらこら。もちろんこのフロー体験を活用することが天才性の発揮には必要不可欠だから、今日の体験ゼミではもう少し詳しく話すけど、ブログではまた明日以降詳しく話すよ。」
「えー!ケチケチケチー!」
「生徒くん、遅かれ早かれ教えるんだからケチではないでしょ。でも多分文章で説明読むよりも実際に説明聞きながら勉強するほうが絶対にわかりやすいんだけどなぁ。」
「先生がわかりやすく文章にしてください!」
「はいはい。ではまた明日だね。今日体験ゼミに来る方はまた後で、だね。」
「はーい。」
ということで、本日天才予備軍のみなさんとお会いできるのを楽しみにしています。