「ココ…ダヨ」

心細さの裏返しなんだろうか

そんな声が聞こえた気がした



厚い雲に遮られた月の

すぐ傍に…いる星が

居場所を教えてくれた



低く速く流れる雲

飛ばされそうになるくらいの

強い風に

心乱れるはずも…なく

身体が冷たくなっても

貴方を思って…眺めてた



わかってない…

貴方にとっての私と

私にとっての貴方とは違うこと


もしも…

このまま私が居なくなっても…

貴方の毎日は…

何も変わらない


だけど…

その逆はありえない



貴方じゃなきゃいけない

貴方じゃなきゃ

明日さえこない

闇に光りは…射し込みはしない


何物にも…

かえられはしないのだから



だから

代わりに差し出そう

この心

この想い

悪魔に売ってでも…

これからも…

変わらず貫き通せるのなら

それくらい

惜しくはない

それくらい…

なんてことは…ないのだから


ただ…

この魂だけは…渡しはしない

この魂は…

貴方に捧げたモノだから