入り込んできたオモイの塊を

どうする事も出来ずにいた


浅くなったままの呼吸が

やけに苦しくて

動く鼓動と

張り裂けそうな…心

その中で

ゆっくり静かに

何かが渦をまいている



私は…冷たい人間だ

「泣く」

そんな感情なんか

何処にも無かったのだから


何も出来ずにいた

怒りもにた…悔しさと

侘しさ…哀しさ

それだけが…入り乱れていた


だから…

鎮まるコトもぶつけるコトもなく

私から…出ていかないんだろ


また…あの時のように…

この胸を叩くのだろうか


そう…それでいい

このまま…抱えているから

私を責めればいい


心夜が…明けるまで

抱きしめていよう


オモイが言葉に出来たなら

きっと…

涙に変えて…泣けるはずだから

そして…空へと

解き放してあげるから

さぁ…抱きしめて眠ろう