窓の向こう
雲のコートを揺らしながら
優しい月がひとり立ってた
あの日から…
雨が降り出しそうなのに
風が強い夜なのに
それでも
優しい笑顔を覗かせてくれる
気づかない心を
見上げる事さえ止めてしまった
こんな意気地無しの私を
あまのじゃくな私を
うずくまる私を
気にもせず横にしゃがみ込んで
月の光りのような微笑みで
心に…寄り添ってくれる
もう…いいよ
そう呟くのに
またこうしてくれるんだね
もう少しだけ…
このままで
もう少し…傍にいて…
そんな言葉達を…
また胸にしまい込んだ
目を…閉じてるから…
その間に…そっと行ってね
手をのばしそうな
わがままな私になる前に
もう大丈夫だから…
そう笑って見上げるから
貴方を待つ…あの空へ…戻って