不器用なのは…いつものこと

悪戦苦闘してる私から
ヒョイっと奪い取って
くわえ煙草で
いとも簡単に解決してしまう

負けず嫌いな私は
またか…って
仕方ないな…って
そんな顔する貴方に唇を尖らせ
ちょっと…拗ねてみた

ねぇ…早く取ってくれなきゃ
手が痛いよ
また…出来ずにいるんだよ
このまま…だよ

想い出だけが
目を細めて笑ってる

あの時…
どんな気持ちで私を見ていたの?

お前らしい…
そう言って笑ってたっけ

いい加減くらいがちょうどいい…頑張る私に言ってくれたっけ


ベンチで夜まで話したね

何も言わず手を繋いで
足が痛くなるのも忘れて歩いたね

たったひとつのことから
想い出達が蘇る

蘇るだけの思い出が…
いっぱいいっぱい…あったんだね

幸せだった日々を
貴方を今…ゆっくり懐かしむ

気づかなかったコトがありすぎて
言えずにいたコトが多すぎて
今頃…気がついて胸が痛くなる

おなじものを見て
おなじように笑ってたのに
いつから…違ってたんだろ

何処を歩いても
どんな季節がきても
想い出だけが…その中で笑ってる

まだ…
不器用な私だけが

此処で何も出来ずに…いる