T書店さん
ありがとうございます。

古い情報ですが、現在でも参考になる手紙です。文字が多いのか、Xは🆖でした。
所々㊙️にしてます。
知る人ぞ知る手紙だと思いますが…?🤫


最初の手紙、1988年1月30日

親愛なる地球の人々へ、我々はあなた方の惑星に、あなた方の知らなかった複数の宇宙や10次元の基本的要素を論じた文章を配布した。だが、それはきちんと利用するために必要となる情報や数学的モデルやデータまでは与えていない。実を言うと、我々の倫理に従えば、銀河系の人間、文化の進化プロセスの介入は禁じられているのである。仮に我々が干渉したりすれば、あなた方の社会は大変な困難に陥れることになるだろう。大量の知識は1どきに消化吸収できるものではない。ある種の情報を吸収するプロセスは、かなり時間をかけて働くものである。それにあなた方に指導や情報やエネルギーの性質に変わる。先進理論モデルを教えたりしたら、すぐに悪用されるのは目に見えてるのではなかろうか。例えば癌治療のためにDNA連鎖にアクセスして、それを変更するテクノロジーがあれば、ガンと言う病気そのものよりもっと人を死なせ、苦しめることのできるバイオテクノロジー兵器を作れるようになるからだ。それに、例えば結晶学に関する高度知識を伝えるのに、先端的な数学の素養や新しいパラダイムを教えにしないなどという事はじゃないなどと言う事は、現実には不可能なのだ。
あなた方が中世の錬金術師に、超伝導のコンセプトを伝えるところを想像してみたまえ。その前に、微分法や積分法や量子力学やマクスウェルの方程式や、電流の性質や、熱力学を教えておかなければ、どうやってそんなことが可能になるだろうか。それ以外にも低温科学や、電気工学や科学や、結晶学の手ほどきもしなければならないだろう。実験設備を作るのにしても、中世の人間の変進化の段階では、思いもつかないような産業の下部構造や、政治経済のシステムが必要とされるのだ。この時代に1人のエンジニアを要請するのに、一体どれほどの時間がかかることだろうか。それに神学から逸脱した思考や現象は、すべからく悪魔の仕業だとみなされるような当時の社会において、どうしてそのような人材の育成が可能だろうか。
あなた方は、我々に何らかの科学知識を授けてほしいと要求する。だが、もし我々がそれに応えた場合、どんな結果が生じるかは理解できていないのである。唯一可能なのは知識をきちんと吸収できるようにゆっくりと、伝えていく事であり、それがまさに我々がこうして手紙を通じて実行していることなのだ。我々惑星🤫もから来たのだと、あなた方に是が非でも信じてもらいたいとは思っていない。それどころか、使命遂行のためには我々の正体が明かされない必要があるのだ。我々は使命とは、地球社会を損なわずに文化や制度や政治的緊張を、その波乱に満ちた進行を調査する事である。もし我々が堂々と姿を表したりしたら、マスコミ、科学者や、政府高官が騒ぎを大きくするだろう。そうすれば、まさに我々が調査中の対象は、大幅に変化してしまうことになる。そこまでくれば、我々としても積極的な介入を行わなければならない。それをあなた方にも知っておいてもらう必要がある。次に述べることを注意深く読んでいただきたい。
我々はあなた方の進化の流れを妨害しに来たのでなく、攻撃的な意図を持っているわけでもない。我々は地球の文化のスケールの大きさや、風俗の多様性には強い印象を受けた。とりわけ、芸術の領域においは素晴らしい進展が見られるが、これは唯一のあなた方が多くの意味で我々に優っている点である。我々の冷たい惑星には、大陸はひとつしかなく、社会は地球のように数多くの民族に分断されているわけではない。我々には中央政府があり、それは神経皮質の発達の具合を基準として選ばれた人間🐒によって運営されている。彼らは、広域情報処理ネットワークの支援を得て、聡明な決断を下し、経済や社会の複雑な機構を組織運営している。このネットワークは科学研究や、教育や、個人の精神のあり方などの多種多様な領域において、彼らに指示を与えているのである。我々は考古学上大変な価値のある、知られざる文章を始め、小物家具、道具類、機械部品などの地球上の種々の品物をサンプルとして、惑星🤫に持ち帰った。これらの品物は、分子レベルで物の構造を分析し、正確にそれを複製することができる📟と言うテクニックによってコピーされている。そしてオリジナルの方は地球に戻されたが、我々が発見した歴史的に興味深い物だけは多数保存されている。それも時期を見計って返還することになるだろう。
地球人を惑星🤫に連れてきた事は一度もない。地球人と🤫との間に遺伝的適合性がないから、混血の子供が産むと言うことは不可能なのだ。
電話で接触した地球人の中には、精神的にも肉体的にも苦悩しているこの崩壊寸前の社会に、早く介入してほしいと執拗に頼んでくる人もいた。もちろん我々としては、組織の異形性変化や、重度の心臓病や、免疫システム破壊ウイルス(AIDS)のような深刻な病気と戦うための、魔法のような方法を伝えるために、直接介入することもできる。経済的なクリーンエネルギーの造り方や、食用蛋白質や、脂質を量産する方法を教えることもできる。基本的人権や、社会正義を尊重するような政府をどうしたら実現できるかを教えることもできる。そうやって、地球社会を再構築すれば、エデンの園に近いものができ上がるだろう。
あなた方を飢えと、悲惨と、不正と、同類への悪意から解放する事ができる我々こそは、罪を贖う👼であり、新たな救世主だと思う人もいるかも知れない。その意味では我々が意図的に介入を拒んでいるのは矛盾した、エゴイスティックなやり方に思えるかも知れない。我々にはこうした方法があり、それをあなた方に教えることが可能だ、と正直に言っているのだから、なおさらのことだ。我は々バイオテクノロジーと遺伝子操作によって、遠の昔にどんなウィルス感染因子でも、病原菌でも退治することができる態勢になっている。エネルギーにしても然り。真空容器に反物質を閉じ込め、反重力状態に浮遊させれば、簡単に造ることができる。それを当量の通常物質と反応させて、少しずつ取り出せば良いのだ。得られたエネルギーは、融合プロセスに集中させておく。このエネルギー源を使えば、化学成分も難なく変換する事が可能となる。例えば、水や酸素や砂などのような、しごく単純な原料から、タンパク質ばかりでなくどんな物質(鉄、チタン、セシウム、ベンタン、ヘモグロビン、ゲルマニウムや、シリコンの複雑な誘導体)をも造り出す事ができるのである。📟システムで造れないような物質はない。どんなものでも現物さえればコピーはできるのだ。これはもう惑星🤫の生産システムの基盤である。その社会的コストは僅かなものであり、強力な生産能力のおかげで、我々が🤫は誰にせよ、物質的に恵まれていないような人はいないのである。我々の社会組織は一枚岩 であり、地球のように国家によって分断され、文化や言語が異なるような事は無い。しかも🤫社会の管理運営方式は、全体主義的傾向を完全に排除しているのである。このようなモデルは、あなた方には牧歌的に思えるかもしれない。地球をそのように改造してくれないことには不満を持つかもしれない。が、そういう幻想を抱く前によく考えてみて欲しい。地球人の脳が我々と似ているのなら、そういうふうに異質な文明を、適当な段階を経た上で移植することも不可能ではあるまい。逆にもし頭脳が全く違うのであれば、このような情報の伝達は何の役にも立ちはすまい。本当のところを言おう。あなた方の集団的知性と頭脳の調和ある発達からして、あなた方も誰の助けも借りずに同じほどの時間をかけるだけで、我々同様の結果が得られるはずなのだ。
だがこのような倫理は矛盾をはらんでいる。脳の発達がある段階に達すれば、優れた行動のパターンや規則を身に付けることが可能なる。ところがそうなったときには地球の社会構造が根底から覆ってしまう危険性を覚悟しなければならないのである。地球の恐るべき悲劇は、地球人の頭脳には人によって、我々に極めて不可解な質的相違が見られるところから来るものだ。
もちろん我々の知る冷たい惑星はほとんど全て、同じ構造の脳でも神経生理学上の相違が認められる。そのために知性のレベルが違い、情緒的反応が異なる。しかしそのようなバリエーションは非常に限られており、非定型の精神ニューロンに特徴のあるような人間は、例外なのである。地球では逆にその差異が著しいばかりか、様態も様々なのだ。

地球人の神経解剖

我々は地球人の神経系統が、量的にも質的にも個人差が甚だしい事を確認した。人によって、核=神経節の結合図式が違っているのである。このような相違は民族の相違によっても認められるのだが、同一民族中にもやはり現れている。とは言え、それは一番深刻な問題だと言うわけではない。地球人においては網状核の、体表の、尾部のポンテック核の、橋の航空工場額口腔網状核のレベルにおける神経幹と、大脳辺縁系の近くにある限定核(ここでは、地球の神経解剖学の用語用いている)が、樹枝状になっているが、これこそ旧脳であると確信を持って言うことができる。このネットワークには、あなた方が動物の祖先から受け継いだ、本能的行動の規則がプログラムされているのである。
この種の構造は、攻撃的態度、もしくは脅迫的態度を誘導する。それは物理的生物学的環境に極めて敏感で、大脳皮質における自由な決断の障害となるほどである。旧脳のこうした行動によって、人は非合理的な振る舞いに及ぶ。しかも祖先たる哺乳類には見られなかったような感情要素がそこに加わるだけに、いっそう危険なものとなるのである。
サド的性行為や、犯罪精神病的反応や、拷問する人間が味わう快感や、他人の権利を完全に無視した富の蓄積への狂奔なども、これで説明がつく。我われは既にあなた方の知っていることを繰り返しているに過ぎない。地球のテクノロジーの最先端や、組織の方法や、広範囲な情報は、動物的旧脳の神経系を持った無責任な頭脳の持ち主の手中にある。だがそれは年端の行かぬ子供の手に、強力な爆弾を握らせてるようなものなのだ。
あなた方地球人は、常軌を逸したやり方で「社会秩序」を築きあげた。しかもテクノロジーや、経済や、情報を実績に操作しているのは、創造的知性ではない。あなた方の社会にあって、最も病的で、最も時代錯誤的な連中なのだ。おまけに宗教団体の狂信的指導者が正直な学者の代わりに、倫理法則の守護者となり、自分たちの気まぐれと利益に応じてこの倫理法則を捻じ曲げている。全くもって愚の骨頂である。
経済の実験を握握った幾人かの権力者が、地球の社会組織全体を陰で操っている。権力とは無縁の個人もしくは集団による思想や、創造や、モデルなど、何であれ結局はこの権力者によって吸収され、管理されるのだ。
もし思想、哲学、システム、科学モデル、テクノロジーのコンセプトが、これら権力者の利益に沿わなかったり、影響力が大きすぎたり、彼らの宗教的、政治的、経済的支配の鉄の構築物に亀裂を生じさせる恐れがあったりする場合には、この利益集団は強力な手段に訴える。それらのコンセプトの信用落とし、モデルの開発を阻止し、応用と普及を防ぐのである。
逆にもしそのアイディア、もしくはモデルが自分たちの利益に叶うと判断されるならば、今度は大急ぎでその応用範囲を改変しようとするのだ。例えばあなた方の言う第三世界の悲惨さを軽減し、深刻な病を直し、エネルギーの不足を解消し、生活水準を向上させれるようなシステムは、立ちどころに軍事目的のテクノロジーや、企業家集団に最大限の利益をもたらすような方向にのみ集中的に利用されてしまうのだ。それが市場に大きな混乱を招き、引いては社会の潜在能力を活用し得るような他の企業の足かせにもなるのである。
我われはあなた方こそよく知っているはずのことを予約してるに過ぎない。どうしてあなた方はそんなに情報を提供してもらいたがるのだろうか。あなた方にどれほどの時間が残されているのか。腐敗した政治家や、貪欲な企業や、秘密警察や、軍事施設が、今何をしてるのか、あなた方に想像がつかないはずがあるまい。
あなた方が日ごろから行っている経済の効率的計画化と高度のテクノロジーを基にして、いっそ政治を再構築してみてはどうか。現在の地球の科学水準を持ってすれば、先に述べたような緊急の課題の大分は解決されるはずなのだ。
問題は資源の不足や科学知識の未熟ではない。変化の鍵は、既にあなた方の手の内にあるのだ。
今日ではこのような社会の再編が、“ユートピア”の様相を呈しているのは、あなた方の頭脳に深刻な構造的欠陥があるせいなのである。
だがこうした状況に救いがないわけではない。これほど気が重くなるような現実にも、それを探知する手だては僅かながら残されている。ただしこのような非人間的行動に借り立てる組織を頭脳から排除するようなゲノムの突然変異が、短時日のうちに生じるかもしれないと言うような希望的観測は捨てねばならない。あなた方が生物合成の技術を開発して、このような突然変異を自力で発生させるようになる日はまだまだ遠いのである。

惑星に地球に対する🤫中央政府の政策

解決として効果的なのは我々のような銀河系の種族とか、地球を訪問している別の種族が介入して、地上の権力を掌握することであろう。我々が姿を現し、宇宙人だと言う動かぬ証拠を突きつけるのは簡単だ。我々には強力な強制手段がある。18人を超えない集団(現在地球に滞在している探検隊員の数)が惑星🤫の適切なテクノロジーを持ってすれば、世界の超大国の政治的指導層をひざまつかせ、権力を掌握する事は十分に可能である。もっと力のない国々は何の抵抗も示さないだろう。何しろ我々には反対者を殺害したりしなくても、抵抗を抑える手段があるのだ。
そうなれば世界中の国がひとつになって、この再構築のプロセスが進行しる間は、惑星🤫の、中央政府👼から派遣された🐒の監督下に置かれることになるだろう。我々は地球のために特別に開発された科学的モデルに従って、地球社会の改造に乗り出す。だが細かな決定機構の運営は、原則として脳皮質の構造を基準として選ばれた地球人の手に委ねられることになる。彼らは我々のセンターで短時間の研修を受けた後、各所に配属されるのだ。この転換=再教育の第一段階では、現存の多くはその維持される。ただしその場合でも、我々の中央政府の指令には絶対従わなければならないのである。腐敗した指導者は、もっと適格で正直な人物と交代することになるだろう。
この第一段階の特色は、抵抗運動があちこちに発生して、サボタージュや国家的宗教的ヒステリー現象が現れることである。だがそうなれば、我々の方でも人数を増強し、これらのセンターに集結されることとなろう。我々には外傷を与えることなく、脳神経の活動を麻痺させる装置があるのだ。抵抗する者は、最教育センターに送り込むことになる。誤解のないように言っておくが、そこで行われる手当は、当人にとってはしごく快適なものである。
我々の地球人教育プログラムは、子供たちをイデオロギーに毒されない幼い頃から、きちんと隔離することになっている。そして惑星🤫の影響を極力排除して、地球固有の文化に基づいた人間形成を行うのである。惑星🤫から地球に派遣された指導者は、地球の科学や、歴史や、イデオロギーや、民間伝承などの諸要素のうちから、基本的に大きな誤りのないものを取捨選択するに過ぎない。宗教としては、イエスキリストの教えを徹底されることになるだろう。その他の宗教は、歴史として教えるだけで充分だ。民族や地域によって異なる風俗習慣は、文化の発展や健康の維持や、社会の調和の妨げとならぬもののみ尊重することになるだろう。
もちろん破壊的兵器のための技術や施設は、民生用に転換される。地球全体をひとつの統一した社会として機能させるためには、産業の基盤も徐々に転換していかねばならない。この計画実現のため、地球の専門家も我々のスタッフとして協力してくれることが必要となる。生産手段は段階的に、国境を越えて共有化されることになるだろう。初期段階では企業は、協働組合に変身し、労働者と組合員によって運営されるものとなる。
その次の段階では管理運営は地域社会に委ねられ、民主的な方法で選ばれた集団指導体制に移行する。市民は常時これを監視する立場にある。それと並行して、自力でプログラムを作れる情報処理ネットワークの構築も、飛躍的な進歩を遂げることになるだろう。
第3の段階では、信頼性のある地球規模の経営モデルと、経済や気象や社会や大気汚染などのパラメーターに基づいた所得分配モデルとに従って、経済活動の集中化が行われる。この段階では、我々の仲間は後見人としての、カウンセラーとしての役割を果たすのみである。政治経済の運営は、民主的に行われる。我々の指名した平均的もしくは最重要ではない人々に一任されるのである。この選ばれた地球人の仲間は、国際議会の議員と言うことになる。我々🐒は、地球人が大きな誤りを犯し、深刻な事態に陥る危険を認めたときにのみ、注意を促す役割に甘んじることになるだろう。🐒の派遣部隊は、諮問委員会に情報提供すると言う形で地球の中央政府に協力するのみである。とは言え、警察力は🤫の管轄下に入り、🐒の専門家を迎え入れることになるだろう。我々の指令に従う地球警察には、一定の範囲に生息する哺乳類すべての脳神経を麻痺させる、特殊な装置を貸与するだろう。これは我々の技術を地球にもたらす例外中の例外である。使用は容認するとしても、あなたたちがこの装置の秘密を探ろうとしたら、すぐにも自爆する仕組みになっている。我々は新しい司法制度を定めることになる。犯罪者の矯正はイエスキリストの真の教えに基づく倫理規則に従った、近代的かつ強力な心理的再教育によって行われる。最初の段階では、われが完全に権力を掌握する。そしてもっと科学法則やイエスの教えにかなった、新しい市民社会モデルが構築されるその都度に応じて、少しずつ地球人による組織に権限を移譲していくのである。

このような介入モデルは、もちろん仮定の話である。我々があなた方の社会の自然な進歩の条件を乱すような決定を下すことは絶対ないであろう。ただし、核戦争やプラズマ兵器や、生化学兵器、(化学兵器の使用だけでは、種の絶滅につながるような戦乱にはならないだろうが)によって、社会機構が破壊される危険が差し迫っていると判断した場合には、我々は本気で介入しようと考えているし、介入することになるだろう。
重ねて言うが、我々にとっては地球上の人類がこのままでは滅亡すると言う確信のみが、介入の倫理的根拠となるのである。そのような場合には、我々は地球人の自己破壊のプロセスを停止させるにとどまらず、前述の計画を実行に移すことになるであろう。