とりこまれないで




とりこまれないで




人を陥れる心
怖いね




気がついて




気がついて




自分の中の狂気は
自分への制裁だって




一目散に




がむしゃらに




そのかけ込んだ場所は
シェルターなんかじゃなくマヤカシのマガイモノ




本当に救われるために
明日の答を誰に問う




切ないね




切ないね




言葉は踊ってるのに答が出ない




そんなことを繰り返しながら時が進むのです




いつしか真逆に向いた感情が過ちと気づくためのアンダンテ




見送る季節と月日は増えてくばかりの進まない焦燥




ぬけ殻の躰が軋みます




自信なんかありゃしませんよ




忘れってしまったことはナンデスカ?




忘れられてしまったことアリマスカ?




そして忘れられないことはアリマスカ‥




自信に満ちた人なんてそういやしない




でも‥‥




ワスレチャイケナイコトハタクサンアル




ため息に似た呼吸が耳に障ります




琥珀色した黄昏の逢魔時



誰もいない公園




砂場の山と飯事道具




風が蹴飛ばした小さなポリバケツ




崩れた砂山とその傍で
薄幸そうに佇む主をもたない猫




愛らしく揺れた春の花




裏腹にざわつく心




風が吹かなかったら‥‥




‥‥初めから壊れるものなんか無かったら
崩れようもなかった‥‥




そんなもんだ‥‥




初めから何かを想定するなんて出来ない




輝きだって
翳りだって
憂いだって
迷いだって‥‥
初めから知ってたら
怖くて進めない




知らないから行ける




知らないから行くんだ