今日はこれから同窓会です。

そして愛国殺人を読み終えました。


愛国殺人 (ハヤカワ文庫 AC)/アガサ・クリスティー
¥714
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内容(「BOOK」データベースより)
憂鬱な歯医者での治療を終えてひと息ついたポアロの許に、
当の歯医者が自殺したとの電話が入った。
しかし、なんの悩みもなさそうな彼に、自殺に徴候などまったくなかった。
これは巧妙に仕掛けられた殺人なのか?
マザー・グースの調べに乗って起こる連続殺人の果てに、
灰色の脳細胞ポアロが追い詰めたものとは。
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結論から言うと犯人も事件の真相も意外でしたが

個人的に「杉の柩」がよすぎたので今ひとつな印象でした。


これもまた翻訳にかなり左右されているのだと思う部分があります。

今回のポアロは苦悩しながら進みます。

その苦悩が、人間と人間の駆け引きの中で生まれてきたものであることが

あまり伝わってきません。感情移入できない人物が多いのです。


ポアロシリーズではおなじみのヘイスティングズ大尉。

彼は非常に感情移入できる登場人物の一人でした。

そしてどのシリーズにも大抵、心惹かれる人物が出てきます。


今回はジャップという刑事がおなじみのメンバーではありましたが

これまでのように、ポアロとジャップのやりとりでニヤリとするような

シーンもなかったように思います。


事件の真相は普通の人には考えもつかない部類に入ると思います。

また、この時代の背景というのもわかっていないとピンとこないのかもしれません。

伏線も十分にあったにもかかわらず、ラストに辿り着いたときには

妙に疲労感を覚えてしまいました。


あくまで個人的な読後の感想です。

読んでしばらくすれば印象も変わるかもしれませんし

再読すれば新たな発見もあるかもしれません。

今ひとつと感じてはいますが、読む人を決して失望させないところが

凄いところだと毎回思います。


愛国殺人 (ハヤカワ文庫 AC)/アガサ・クリスティー  グッド!グッド!グッド!