スリリングな展開で目が離せなかった誘拐者を

読み終えました。


誘拐者 (文春文庫)/折原 一
¥790
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内容(「BOOK」データベースより)
「私の赤ちゃんを返して!」誘拐された子供を求めて妻は出奔した…
やがて子供は戻されたが、妻は行方をくらましたまま。
その20年後、写真週刊誌に載った1枚の写真がきっかけで、
怨念と狂気に染まった女と男たちが、ある一点をめざして
急激に動きだす。そこに用意された誰も予期しえない衝撃の結末とは。
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この作品は「冤罪者」よりも前に書かれている作品で

●●者というタイトルの作品の最初の作品にあたるようです。

この「誘拐者」。そのタイトル通り、誘拐事件がすべての引き金になり

物語が展開していきます。

これまで読んだほかの折原作品のどの作品よりも、個人的には

最後どうなるんだろうーー感が強い作品で

かといって途中を読み飛ばせるような中だるみも感じられず

とにかく最後まで緊張感のある展開が続きました。


団地に電話をかけてくる場面、駅のホームに追いかけてくる場面などなど、

その模写はこの作品でひとつのスタイルを確立したかのように思います。


登場人物が多いので話しの概要を説明するのすら難しいのですが

とにかくご一読くだされば、その凄さがわかるかと思います。


誘拐者 (文春文庫)/折原 一  グッド!グッド!グッド!グッド!グッド!