今、読んでいる折原一さんの「誘拐者」 。
結構ボリュームがあるのでまだ半分ぐらいですが
今回のはかなり楽しませてもらっています。
折原さんの作品に必ずといっていいほど登場する
独特のフレーズがあります。例えば・・・
『浴槽に飛び込んで魚の腐ったような悪臭と赤い鮮血の・・・』
『その時、布施は肌に突き刺さるような視線を感じた。』
『男はにたにた笑いをやめなかった。魚の腐ったような口臭が・・・』
などなど、事件を暗示する臭いや視線が今回は特に多く登場します。
折原さんの作品の魅力は物語だったり登場人物だったり
叙述トリックだったりとあげればきりがないのですが
このようなフレーズが何よりも自分には物凄くピンとくるというのが
繰り返し折原作品を読む理由かもしれません。