- 昨日、読み終えたポアロシリーズです。
ハロウィーン・パーティー (クリスティー文庫)/アガサ・クリスティー
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内容(「BOOK」データベースより)
推理作家のオリヴァ夫人を迎えたハロウィーン・パーティで、少女が突然、
殺人の現場を目撃したことがあると言いだした。
パーティの後、その少女はリンゴ食い競争用のバケツに首を突っこんで
死んでいるのが発見された!童話的な世界で起こったおぞましい殺人の謎を追い、
現実から過去へと遡るポアロの推理とは。
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毎回感心するのですが、これだけのシリーズを書きながら
よくこれだけのアイディアがあるなと思います。
今回は特に、現在だけではなく過去の出来事が密接に絡みます。
作品によってポアロが登場するタイミングはかなり異なり、
半分近く読んでからようやく登場するケースもあれば
今回のようにかなり早い段階で登場するケースもあります。
ここまで早い登場は最近読んだ作品の中では珍しいくらいでしたが。。
個人的にはこれの前に読んだ『葬儀を終えて』よりも
ぐいぐい展開に引き込まれサクサク読み進めることができました。
但し、しいて言うならラストの犯人を明かす場面が少し物足りなかった
ように思いました。
個人的に好きなパターンは、事件の関係者一同を同じ部屋に集めて、
ポアロが推理したことをプレゼンするシーンがあり
紆余曲折して真犯人に辿り付いた有無を言わせぬ説得力のある結末
を迎えるというものですが、今回はそういったシーンがなく
真犯人を説明する場面もほんの数ページしかありませんでした。
それでもやっぱりポアロっていいなぁ、と今回も思いました。
最後の解説に書かれていましたが、この作品は実はポアロとしてのラスト作
『カーテン』の後に書かれたものだとか。
そしてポアロシリーズの終わりから数えて3つめの作品とのことで
今回は未読シリーズを途中飛ばして読んでしまいましたが、
『カーテン』を読む日も近い(=ポアロシリーズも終わり)のかなと
思いました。
ハロウィーン・パーティー (クリスティー文庫)/アガサ・クリスティー


