風邪気味で頭がぼーっとして読むのに多少

時間が掛かってしまいました。


雷の季節の終わりに/恒川 光太郎
¥1,575
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内容(「BOOK」データベースより)
現世から隠れて存在する小さな町・穏で暮らす少年・賢也。
彼にはかつて一緒に暮らしていた姉がいた。
しかし、姉はある年の雷の季節に行方不明になってしまう。

姉の失踪と同時に、賢也は「風わいわい」という物の怪に取り憑かれる。
風わいわいは姉を失った賢也を励ましてくれたが、
穏では「風わいわい憑き」は忌み嫌われるため、賢也はその存在を隠し続けていた。

賢也の穏での生活は、突然に断ち切られる。
ある秘密を知ってしまった賢也は、穏を追われる羽目になったのだ。
風わいわいと共に穏を出た賢也を待ち受けていたものは―?
透明感あふれる筆致と、読者の魂をつかむ圧倒的な描写力。

『夜市』で第12回日本ホラー小説大賞を受賞した恒川光太郎、待望の受賞第一作。
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というわけで「夜市」のあのどこか懐かしく切ない感じの

物語の虜になった自分としては、この作品にも期待していました。

結論から言いますと結末に納得がいかないといいますか。。


穏で暮らす賢也と、日本(東京?)で暮らす茜などが中心となり

物語が並行して進んでいきます。

穏という世界が「夜市」や「風の古道」で登場するいわゆる人間界とは

違った世界というのがこの物語のミソといいましょうか。


その独特の世界は「夜市」から一歩踏み込んで

さらに磨きを増して輝いてはいるのですが

残りあと20ページ、10ページというところになっても

結末らしきものが見えてこないという印象。


そのうちに、え?これで終わり?という感じで

言葉は悪いですが乱暴に終わってしまいました。


それまでの人物模写や展開が非常に幻想的で

「夜市」を凌いでいたので残念。。

でも、きっとこの先、物凄い傑作を残しそうな気がします。

そのくらい、独特の世界を持っている方だと思いました。


雷の季節の終わりに/恒川 光太郎  グッド!グッド!グッド!