- いつも拝見しているブログで山本一力さんの本が紹介されており
時代小説はまったく読んだことがなかったのですが興味を持ち
まずは映画化もされた「あかね空」を読んでみました。
あかね空 (文春文庫)/山本 一力
- ¥620
- Amazon.co.jp
===============================================================
内容(「BOOK」データベースより)
希望を胸に身一つで上方から江戸へ下った豆腐職人の永吉。
己の技量一筋に生きる永吉を支えるおふみ。
やがて夫婦となった二人は、京と江戸との味覚の違いに悩みながらも
やっと表通りに店を構える。
彼らを引き継いだ三人の子らの有為転変を、親子二代にわたって描いた
第126回直木賞受賞の傑作人情時代小説。
===============================================================
非常に読みやすく、ほぼ1日で読んでしまいました。
海外の推理小説など、昔は登場人物が多すぎなのと名前が覚えずらい
という先入観があり、読むのを控えていました。
ところが、読んでみるとそれがまったくなんの障害にもなりませんでした。
それと同様に、時代小説も最初は小難しいとか言い回しや町名ほか言葉の意味が
わからないという障害が物語に入る妨げになるのでは?という先入観があったのですが
読んでみるとそれはまったく気になりませんでした。
この小説は家族とか同じ町に生きる人との助け合いだったり、義理人情がテーマに
なっていると思うのですが、何よりもまずこれを読んでる最中に
お豆腐が食べたくなりました。
その他、イワシとかお味噌汁とか、日本人が昔から好んできた日本食(和食)の
扱い方もとてもうまいんですよね。
登場人物にも惹きつけられ、とにかく夢中になって読める小説なのですが
風情というか、風景が本当に浮かんでくる小説にあったのは久しぶりのことです。
今週末は間違いなく、我が家の食卓にはご飯と、秋刀魚と大根のお味噌汁と
粕漬けが並ぶでしょう。
あかね空 (文春文庫)/山本 一力


