折原マジック炸裂の「蜃気楼の殺人」を読み終えました。


蜃気楼の殺人 (講談社文庫)/折原 一
¥620
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内容(「BOOK」データベースより)
銀婚式を迎えた野々村夫妻は、新婚旅行の想い出を辿るように、
能登半島へと旅立った。だが夫は殺され、妻は行方をくらました。
両親の足跡を追いかける娘の万里子は、25年前の二人が、
もう一組の男女と接触していたことを知る。
過去と現在とが錯綜する折原マジック。
万里子が到達した、驚愕の真相とは。
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今まで読んできた折原さんの作品の中で最も読みやすく

とても早いペースで読むことができました。

プロローグでどんな展開になるのか何となく予測はしていましたし

動機がプロローグから読めた気がしたので

個人的に犯人は意外な人物ではありませんでした。


それでも、意外な展開もあり、かつ今回はエンディングが

比較的ハッピーエンドで幕を閉じます。


トラベルミステリというのは折原さんの作品でも異色なんだそうです。

あとがき(解説)にも書かれていましたが、

倒錯シリーズなどでは抑制されていた自然模写や人物模写が

瑞々しくしっとりと堪能できるのがこの作品の最大の魅力でしょう。 


蜃気楼の殺人 (講談社文庫)/折原 一  グッド!グッド!グッド!