最近読んだ本の中で惹き込まれたのが、少し前に映画化された「愛の流刑地」です。
愛の流刑地 上 (1) (幻冬舎文庫 わ 7-1)/渡辺 淳一
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ただのエロ小説だという批判めいた声もあるようですが、私はそうは思いませんでした。確かに、上巻から下巻の前半に至るまでは、二人の愛の姿がなまめかしく描かれてはいます。それはエロという言葉で片付けられるようなものではなく、美しい愛を貫いた二人だけの迷宮を覗いているような、いわば読み手も共犯者的な何ともいえない感覚が味わえます。