以上が、この国の首相とメディアの馴れ合いを示す、
日常の風景である…

全てでは無いが、総理大臣が報道各社の幹部を接待
(しかも税金の機密費を使って)した上に、手土産
まで持たせる事もあるというから、いわば裁判を
控えた悪徳政治家が、裁判官を酒食でもてなす
様なものである

それがどれくらい破廉恥で、最低な行為であると
いう事を、彼らは理解しているのだろうか

以前にも書いたが、欧米のジャーナリストらは、
マスコミが国家権力を監視する機能性を放棄
しない為に、政治家や行政機関が出した、お茶
にすら手をつけない

一体この国は、どこまでメディアが失墜して
いくのだろうか…

NHKの経営委員会に、首相のお友達をねじ込み、
今やNHKは政府広報化しているし、選挙報道に
異例のお達しを各社に通達し、伝えづらくなった
各社は選挙報道を抑え気味となり、見事に選挙報道
の縮小化に成功した

報道の自由度ランキングでは、安倍が首相となる
度に、見事に日本はその順位を大きく下げている
のだ

国民は、こうした事にもっと怒り、危機感を
持つべきだ

国家権力ばかりが幅を効かせ、その暴走内閣に
改めて大量に議席を預け、そうして粛々と何事にも
暴走を繰り返していくだけなのである

誰の為の国会であり、誰の為のメディアであるか
という事も、この国ではもはや壊死状態化して
いるのだ

国民主権という基本的な政治姿勢は、全く消え失せ、
クソ安倍のクソ安倍によるクソ安倍の為の政治
だけが、展開されていく訳である

ちなみに、クソ安倍が口にする、切れ目の無いや
最後の一人まで、きっちり、しっかり、ていねいに、
などといった言葉は、総じて実践をされた事の
無い、ただの誤摩化しであるという事だけは、
しっかりと憶えておいて欲しいのである