関西電力大飯原子力発電所の3号機と4号機の
安全性を巡る裁判で、福井地方裁判所は昨日、
原発には極めて高度な安全性や、信頼性が求め
られているのに、確たる証拠の無い楽観的な見通し
の下に成り立っている、と指摘し、住民側の訴えを
認め、関西電力に対し、運転を再開しないよう
命じる判決を言い渡した

まさしく、的確で妥当な指摘であり、樋口裁判長の
おっしゃる通りである

中でも、素晴らしい判決理由を3つ抜粋する。

1:ひとたび深刻な事故が起これば、多くの人の生命、
身体やその生活基盤に重大な被害を及ぼす事業に
関わる組織には、その被害の大きさ、程度に応じた
安全性と高度の信頼性が求められて然るべきである。

2:人格権は憲法上の権利であり(憲法13条、25条)
また人の生命を基礎とするものであるがゆえに、
我が国の法制下においては、これを超える価値を他に
見出す事は出来ない。

3:原子力発電所の稼働は、法的には電気を生み出す
ための一手段たる経済活動の自由(憲法22条1項)
に属するものであって、憲法上は人格権の中核部分
よりも劣位の置かれるべきものである。

もはや素晴らし過ぎて、これは後世にも伝えるべき
文言だとさえ思っている

更に、使用済み燃料プールの危険性にも触れられており、
それを指摘されれば、全国の多くの原子力発電所は
一気に窮地に追い込まれる事だろう

司法にも、良心があったのだと、改めて感銘を受けた
のだが、問題はこれで話が終わる訳ではないという事…

早速、関西電力は控訴し、地方での判断は最高裁判所へと
舞台を移し、そこでここでは国寄りの判決が下される
んであろう…

それを思えば、クソ出来レースの一環でしか無い事は
明白でもあるのだが、この素晴らしい判決を、真っ向から
覆す判決をそこで下せば、国民からの大きな反発を喰らう
のも必至の筈である。

ここまで当たり前で、常識的な判断が下された以上、
それを否定するにしても、それ相当の理論と常識が問われる
筈だ。

正直、僕自身も20代前半の頃から、原発には疑いの目
を向け続け、その頃からの課題も全く解決していない
どころか、何の進歩も無い危険性、そして隠蔽と隠匿ばかり
の対策の中で、あのフクイチの事故がついに起こって
しまった…

この時ばかりは現実に起きた悪夢に震え、怯え、とにかく
恐怖でしか無かったが、少なくともこれでこの原発安全神話
からも解かれ、脱原発の方向へと向かうものだと思っていた

しかし、未だに狂ったクソ政治家どもは、これ程までの
被害と国民の健康を害する結果を起こしても、まだこの
利権を離そうともしない

もはや、悪魔に魂を売った人間どもの所業でしかない

そもそも、福島県民を避難させなかった主犯は誰なのか

民主党ではなく、それは県庁にいる役人どもだ

地方自治法があるから、国は地方が反対する事なんて
出来ないのだ。すなわち、被曝をさせた主犯格は、
福島県庁なのだ

政財官がタッグを組み、原子力マフィアと呼ばれるこの
チームは、政治家は核を持つ野望と、財界は金儲け、そして
官僚は天下り先の確保でしか考えていない

国民を殺し、何の責任も取らず、まだその悪魔の発電
システムを稼働させ、既得権益を維持しようとする、
人でなしのヤカラどもの集まり

奴らは、この判決文を隅から隅まで読みあさり、その
狂った性根を頭の先からつま先まで、洗い清めるべきである

大飯が事故を起こせば、琵琶湖が汚染され、我々を含めた
近畿一帯の生活者が、全く立ち行かなくなる

水を沸騰させて、その水蒸気でタービンを廻す為だけに、
核分裂を起こさせるという、き◯がいの考え方から早く
脱却し、自然再生エネルギーの分野で世界的に優位に
立つのが、今この国が目指すべき道である。

この素晴らしい判決文を、安倍政権は教科書とすべき
であるが、このアホには何も響かないんであろう…