本日2回目の更新で、明日の分も、もう書いておこう。

で、サッカー日本代表のU-17であるが、W杯にてベスト16
で散ってしまった

実は1試合も、トータルでは見た事は無いので、評論はしにくい
んやけども、まず監督が変な事を言うなぁ…とは思っていた。

それは、ポゼッションの高いサッカーを目指す。
これからポゼッション率を80%にまで持って行きたい、と…。

はて

確かにポゼッションが高ければ、試合を支配しているかの様には
見える。

しかし、それが全てでは全く無いだろう

実際、スウェーデン戦では、2失点ともカウンターでやられている。

それで負けてたら、ポゼッションなんか、全く意味無いやん

おそらく、バルセロナのサッカーを目指しているという事だろうが、
安易にバルサのサッカーを真似る事が、最強への道でも、日本らしさ
を探す事でも無いと思う。

予選リーグでは、それが功を奏したかもしれないが、当然決勝
トーナメントでは、相手も研究してくるし、そのサッカーだけで
他にバリエーションが無ければ、引き気味に守られて、カウンターを
狙われる事など、素人でも分かる話だ

要するに、決勝トーナメントを戦う上では、ショートパスサッカーだけ
でなく、ドリブラーが切り込んで、サイドをえぐったりする仕掛けや、
ロングボールも、大きな展開も必要になってくるだろう。

攻撃のバリエーションと、それを可能にする選手の個性が、絶対に
必要になってくる。

言い方は悪いが、アホの一つ覚えだけのサッカーで、世界を
席巻出来るとは全く思わない。

ハッキリ言って、ポゼッションの高さなど、意味が無いとまでは
言わないが、例えば相手をわざと攻めさせてから、カウンターを狙う
といった、したたかなチームだってある。

いくら、80%の支配率があったとしても、カウンター狙いの
チームには、ただただチャンスが広がるだけの話。

だからこそ、あまりショートパスサッカーだけに固執するの
ではなく、各人の個性も生かしながら、相手の弱点を突く事が
出来る、攻撃のバリエーションを持つ事の方が、よっぽど重要
であると思うんよね。

ましてや、スウェーデンなんか3位通過のチームでしょ

3位になるという事は、必ず何らかの問題があったからこその
結果であろうと。

監督であれば、その弱点を解明し、徹底してそこを突いていく
戦術を考えるのが、謎解きというか、一番醍醐味のある部分でも
あると思う。

相手も研究してくる訳だし、今までと同じ事をしてるだけでは、
逆に相手につけ込まれるだけの話。

自分達の良い所を出すのは勿論、相手のスキを探す、その作業
こそが、監督には必要な重要な能力の一つかと。

それと、連戦も考えて選手を選ぶのも大変だとは思うが、調子のいい
選手の見極めも重要。

予選リーグで、あまり結果を残せていないDFなども使っていた
という指摘もあるし、やや3位通過のスウェーデンを舐めてかかった
んではないかな

とにかく、特徴を持つのはいいけれど、あまり型にはめた、
一つのサッカーしか出来ないチーム作りはして欲しくない。

ましてや、まだまだ将来性も未来もある若者達だ。

いろんな個々人の可能性を生かした、しかもその能力を、相手を
凌駕する為のバリエーションに繋げて行ければ、最高だと思うけど
なぁ。

とにかく、ポゼッションの高いサッカーが、負けないサッカーでは
無いという事。

ポゼッションが高いだけで勝てるなら、サンガも苦労はしてないし、
よくカウンターから失点するのも全く同じ事だよ

ロングシュートならこいつ、フリーキックならこいつ、ドリブルなら
こいつ、ヘディングならこいつ、スピードならこいつ、という様な
スペシャリストの育成こそが、そのまま攻撃のバリエーションの
豊富さに繋がると思うのだ。

小粒ながらも、いいチームと期待していただけに、ベスト16
での敗戦は残念でならない

今後のチーム作りの方針としても、個性豊かなスペシャリスト
の育成という事を、まず全面に押し出して欲しい。

ポゼッションの高さなど、その攻撃バリエーションの中の
単なる一つの事、くらいに考えておくぐらいでいいよ。

結局、この世代からも、選手を大きく育てる指導者というものが
重要になってくるんやなと、つくづく感じさせるU-17W杯での、
敗戦でありました。