果たして、そもそもこの電気事業法改正案がまともなもの
だったのかが疑わしいが、野党の暴挙とねじれにより、廃案に
させられてしまったという、アホ程分かりやすい図式で、
だから「ねじれ状態はダメなんだ」アピール満載の幕切れ
となった…

大体において、発送電分離も自由化も、電力会社の
猛反対を受けて、やる気など全く無いくせに、よくも
いけしゃあしゃあと、野党によって反古されたなどと
言えるものだ

細かく言えば、広域系統運用機関を作り、電力が余って
いる地域から、足りない地域に電力を送りやすくする。

更にその先に、電力販売の全面自由化に着手し、大手電力
会社以外の自然エネルギー発電会社なども、家庭や企業向け
に直接電力を売れる様になる。

それは使う側が、電力会社を選択出来る事を意味し、地域
独占状態の現在から、競争を促す事が出来る様になる。

更に更にその後、電力大手から発送電部門を子会社に切り離す、
発送電分離を進める計画、だとは言われているが、具体的な
は送電分離の進め方を盛り込んだ法案は、改めて提出しなければ
ならず、自民党内にも法案提出の年限を明記するのを見送る
動きもあり、単なる努力目標へとトーンダウンする可能性が
大なのである

自然エネルギーの普及を願わない、電力会社の意向を受けた
自民党が、この法案を簡単に通す訳が無い

それどころか逆に、民意とは反した原発推進へと突き進み、
世界へ輸出までするという、時代に逆行した、愚策を必死に
推し進めようとしている

だから今回、この法案が廃案になったのは、全くやる気の
無い自民党が、平気で先送りさせたも同然だろう

それが証拠に、この法案の改正案に対し、与野党が対立し、
審議に入ったのは法案提出から1か月も過ぎた、5月末に
既にずれこんでいたのである。

結局、今月4日に、一部を変える修正案で、ようやく合意
していたもので、さっさとやる気があれば、こんなにも
ずれこんではいなかっただろう…。

そもそもの、安倍政権のエネルギー政策が、この法案には
全くそぐわないものなのに、積極的にやる筈も無い。

あの原発事故を受けても、原発政策を顧みず、考え直す事も
無く、唯一の被爆国として、世界へ先駆けて脱原発を示すべき
国が、あろう事か輸出にまで拡げるというのだから、全く呆れ果てる

安倍首相自身も、中越沖地震で破壊され、最も激しい放射能漏洩
を起こしている最中の、柏崎刈羽原発の構内に、無防備に降り立ち、
数十日後、急性被爆障害の疑いの強い症状で、総理を辞任したのでは
なかったのか

あれから6年、潜伏期間が終わり、被爆が発症してもおかしく
ない頃だというのに、自宅ではラドン吸入器で更に被爆している
というから、余命幾ばくも無いかもしれないよ。

それでも、まだ原発を推進するアホというのだから、懲りないを
超えて、哀れでもある…。

更に危険で、バカ高いMOX燃料が高浜に到着し、もはや
原発という末期の麻薬中毒患者状態の関電が、着々と危険な高浜
原発3・4号機の再稼働へ向けて進んでいる

間違ったこの国の政治が、間違い無くこの国を破滅させる。

参議院選挙で自民党を勝たせると、その間違い無い破滅の道が、
確約される事を意味してしまうのだ…

脱原発は出来る。世界に先駆けた脱原発の、モデル国となりうる
せっかくの機会、そのチャンスを自ら放棄し、悪魔に魂を売り続け、
破滅の道を選ぶ事となるのだ

自民政権で、この国の国民は絶対に幸せにはなれない。
それどころか、経済的にも環境的にも、最悪の破滅・破壊の方向へと
導かれて行ってしまうだけだ

何度もここで言っておくが、今のこの国の方向性は、本当に
最悪なのだという事だけは、認識しておいた方がいい。