安倍政権が、TPP参加を予定通り表明した。

簡単に言えば自民党政治とは、経団連と官僚とアメリカ
だけを向いた、特化既得権益型政治である

ここさえ抑えておけば、安泰だと思っている。

だから、それ以外の農業や医療や、保険会社がどう
なろうと、知ったこっちゃない。

究極の選択肢として、そういう自民党の考えが如実に
現れた、今回の選択なのである

自民党に、壮大な国の未来図や、先見の明などある筈も無い。

あるのは、目の前の選挙における自分達の保身と、自分達に
関わる既得権益を守り抜く事。ただそれだけと言ってしまって
いい

だからこそ、原発も推進出来るし、未だに高度経済成長期
の様な、経済成長を再びという様な、時代錯誤なスローガンも
平気で掲げる事が出来る。

全く違う。もはや相容れ無さ過ぎて、呆れ返る価値観だ。

強い国とは、一体何なのか

目の前のカネ・カネ・カネにただただ走り、GDPが上がる
事が、国民の幸せなのか

人口は減り続ける中なのに、電気も消費もまだまだ右肩上がり
みたいな錯覚でもしているかの様。

単純に食料自給率は39%から27%へと減るが…などという
戯言も、平気で述べられる。

食料こそが国の基本。安全保障の最前線ではないのか

それをないがしろにしてまで、特定大企業の為に特化した
国作りなど、あっていいものなのか

小さな政府。小さくとも、世界の中で光り続ける事が出来る
様な国。ある意味、人口はまだまだ違うが、北欧の様な
規模であっても、そこに住む人が幸せを実感出来る様な
国作り。

そんな事には目も触れず、未だに拡大路線のバブル景気
を待ち望むかの様な戦略、政策…

アメリカに擦り寄ってさえいれば、アメリカがご無体な
事をする訳が無いと、まるで楽観的にタカをくくって
いる様にしか見えない。

何でもアメリカ一国に委ね、頼る事の怖さを感じない
のか いずれその怖さを知る事となった時では、
もう遅いのに…。

この国の悠久の歴史の中で、脈々と培ってきた、豊かな
自然や農村を壊してまでも、その引き換えに得る目先の
カネで、この国に本当に未来は訪れるのか

現実的に、遅れてTPPに参加したカナダとメキシコは、既に
それぞれカナダは28件、メキシコは19件の訴訟を起こした
が、両国企業は全て負け…。

つまり、アメリカの全勝なのであり、全て賠償させて、自ら
賠償する数はゼロなのである…。

要するに公平な筈の国際投資紛争解決センターが、多国籍企業
の利益の為に作られているのだ

最初から、アメリカの勝ちは決まっているのである…

国際投資紛争解決センターで行われる裁判は密室で
行われる。更に、控訴する事も出来ない。

1回負けたら、終わりなのである

だからこそ、ISD条項に関しては全く触れない、まさに
詐欺集団とも言える手法なのが、安倍政権なのだ

官僚がこれにしがみつくのは、日本国民の利益に反しても
対米追従さえしておけば、自分達の既得権益は守れると
信じているから…

アメリカのやる事は、何でも受け入れようという、奴隷根性が
身に染み付いている

つまり原発の次は、TPPで利権を漁ろうという魂胆でしか
ないのである

そしてTPPの恩恵を受ける、経団連系の多国籍企業は、アメリカ
資本と繋がっているのだ。

その僅か、日米1%程の利権者どもによる、マッチポンプ的
国際金融マフィアによる、搾取でしかないのである…

つまり、経団連の米倉に代表される様な、輸出型企業が外資
に滅私奉公するにあたり、その経団連の奴隷となっているのが、
自民党なのである。

簡単に言えば、こういう仕組みなのだ

一旦交渉の席に着けば、二度と抜ける事など出来ないし、
そもそもこれから交渉の余地など、殆どある筈もない

まだまだ言い足りないが、とにかくこの国が目指すべき
方向性に、壮大な未来図などがある訳では無く、全ては
自民党が官僚や経団連、しいてはアメリカの金融マフィア
の言いなりとなったのが、今回のTPPの真の姿なのだ。

自民党が政権を握るという事。それは、あまりにも国民を
バカにした、目先のカネと利権にのみ走った上での
考え方なのであり、政策であるという事を、決して
忘れないでいただきたい

日本崩壊のシナリオは、安倍政権により、着々と
進んでいるのである