よく議論される話だが、結局昇格する力が無かった
のだから、今季上がらなくて良かったとか、じっくり
J2で育成してしっかりとした力を付けてから、上がる
べきだ、との声も相変わらず多い。

しかし、私は昇格するチャンスがあったのなら、いつでも
そのチャンスは掴むべきだと思っている。

しっかりとJ2で育成というのは、言い方を変えれば
フロントが金が無い事への言い訳にもなり、結局若い
選手を使う事で、無駄に金を使わなくても済む。

金を集める苦労も済み、適当に出て行く選手分の補強
さえすればいいという、安易な球団経営にも、その責任
の所在の在り方も、うやむやになりかねない

簡単に出て行く選手と言うが、サンガから巣立って活躍
する選手が、実に多い事か…。

鳥栖の豊田を始め、古くはガンバの遠藤だってサンガにいた

いい選手の流失は、当然なるべく避けるべきであるし、
そして、そういった選手がチームの中心選手となる事で、
チームは熟成していき、安定感のあるチーム力となって
いく。

顔ぶれを、しょっちゅう変えるチームが一丸になる訳も無く、
いつまでたっても寄せ集め感の強いチームしか出来ないだろう

その目利きの無さが、今日のサンガの状況を生んでいる
と言って過言では無い。

そしてやり様によってはと言うのは、大木采配は連戦でも
同じメンバー、同じスタメンで戦っては、ことごとく
その結果は悪くしてきた

選手が疲弊しているだけでなく、競争原理が失われたチームは
選手が慢心となり、成長力が失われかねない。

その象徴として、いつも槍玉に挙げるのが、GK水谷を
競争させなかった事…。せっかく大型で若手有望株の守田が
入ったにもかかわらず、何とレンタル移籍で富山に出して
しまうという愚策を選んでしまった

あれだけ阻止率も悪く、PKを止めた事も無い水谷が、
レギュラーの座を確固のものとし、結局成長も見られなかった

もっと言えば、逆に全くいらん競争をさせた結果、
開幕スタメンを外されたドゥトラはへそを曲げて、鹿島へと
出て行った。

これも厳しく言えば、監督力の無さのせいではないのか

しかも、先制逃げ切りの勝ちパーターンしか出来ず、追いつき
逆転する為の、交代の妙や執念の采配は、殆ど見られなかった

負けているのに、交代枠を使い切らない事なんか、しょっちゅう
である…

大体において金が無いのは、J2にいるからであって、J1へ
上がれば、少なくとも収入は今の3倍は入ってくる。

そうすれば、もっとマシな補強も、J2選手の引き抜きも
出来るのである。

昇格してしまえば、金銭面でも今よりはかなり有利な
状況となるのだ。

だからこそ、昇格のチャンスは絶対に掴み切らないと
ならなかった

本来、それが昇格するという事の、大きな意味でもある。

ただしかし、今までエレベーターチームとなってJ1に定着
出来なかったのは、明らかにフロントの責任が大きいとも
言わざるを得ないけどね…

J2に居座り続ける事によって、少なくともいい選手が
いてくれる補償も無く、またそういった人材の確保と、
チーム作りが一からの話となりかねないのは、J2に
留まっているからこそなのだ。

やり様によっては、昇格出来るチャンスは多いにあった。
しかし、それを逃してしまった…。

3位になって大躍進だとか、今までのサンガの監督では、一番
マシな監督だとか、一体どこまで上昇志向に乏しいサポーター
なのか…

その程度で満足している様では、いつまでもJ1で常に上位で戦える
強いチームにはならんよ…。

強くなってもらいたいから、あえて苦言も呈する。
好きだからこそ、目標も高くありたい。

こんな当たり前の、地元のプロチームの応援の仕方を
否定するサポは、あまりに彼らを甘やかし過ぎで、ぬるま湯に
浸らせ過ぎだと思う。

クソなフロントは刷新すべきだし、勝てない監督は去る
べきである

来季のチームが、どうなるのかはまだ全く分からないが、
いい意味での厳しい見方、指摘をしていくのが、正しい
サポーターの姿だと思っている。

育成だから、まだJ2でいい。

こんな腑抜けな考え方では、絶対に昇格などいつまでたっても
出来ないだろうし、そんな事を言えば言う程、フロントは
その責任を取らないままでいい事にもなる

大木監督は、後一年。
昇格だけが、その続投の、去就の最終判断とすべき。

そして、もしもJ2が4年目となるのなら、現フロントの体制にも
問題があると見なければならない。

それくらい厳しい判断、要求をする事が、プロチームを
強くする為の、最低限度のサポーターの正しいあり方だと思う。

生き馬の目を抜く、プロスポーツリーグを闘う上で、
そんな事は全世界のサッカーリーグ共通の、必要不可欠な、
当たり前の厳しさであると、あえて断言をしておきたいと
思うが、どうであろうか