脱原発を掲げるにあたって、とりあえず重要となるのが
火力発電には欠かせない、天然ガス等の安定確保と、
低価格化だ。

はっきり言って、天然ガスと言えば、高くつくと思い込んで
いる人も多いと思うが、分かりやすく言えば、高くても
構わないとされてきた、というのが真実であろう

原発を推進する為に、資源の無い国でないとまずかった
のと同様、海外から輸入に頼らざるを得ない燃料は、
高くついて当たり前と説明されてきた。

ただ、それは原発を推進したいが為の詭弁であり、情勢は
日々変わってきているのである

まず電力会社には、積極的に価格交渉をして、少しでも安く
購入しようという気はさらさら無い…。

高いから仕方ないのではなく、安く買うという努力をして
来なかったのだ

天然ガスの相場は下がって来ており、100万BTUあたり3.5~
4ドルに過ぎない。しかし、日本はその3倍以上の9~10ドル
で購入している。しかも夏場には、15~6ドルで購入している
始末。

安定確保の為に、ある程度長期契約しないといけないと、
言い訳するが、そんな事は努力次第でいくら何でも、
もう少し安くは出来る。

官僚や学者が一体となって、その事には触れず、将来の天下り先
等を睨んで、連係を組んで来た訳だ

更に、総括原価方式というクソ制度により、高値で買った方が
電力会社は儲かるという構造がある限り、安く仕入れる訳がない

それによって、全ては電気料金として請求出来て、彼らの腹は
全く痛まないのである。

原発はコストが安いと言うなら、何故ここまで電気料金は、既に
高かったのかと問いたい。

更に、この国には天然ガスパイプライン網が、全くと言って
いい程、整備されていない。

特にヨーロッパなどでは、その整備されたパイプライン網に
よって、ロシア・北アフリカ・北海など、複数の供給源から
調達出来る。

地理的に難しいとはいえ、日本国内を結ぶパイプライン網が
全く整備すらされていない事だけを見ても、国際水準から見れば、
かなり遅れていると言わざるを得ない…。

いや、わざと遅らせてきたと言うべきか

太陽光発電など、スペインで破綻した方式をわざわざ取り入れ、
その分は電気料金も上げながら、将来的には、ほらこんな発電方式は
無理でしょと言いたいだけの、買取料金を設定しているし、佐渡沖の
巨大油田は、10年も放ったらかしにされてきた。

原発大推進の自民党がまた、政権を取る様な事が起こると、
時代はまた更に逆戻りをしていくのだ

自然エネルギー先進国としての、最新技術を磨いていく選択
はせず、原発依存によって核技術、しいては核兵器を持つ為の
技術を積んでいこうというのが、自民党の考え方であり、
憲法違反も知った事か、である。

シャープやパナソニックが苦戦する中、何故世界に先駆けた
自然エネルギー技術の推進が、しいては経済を潤す結果に
なるという事に気付かないのか

このままでは、未来永劫この分野では、ドイツに勝てる日は
来ないだろう。

安全保障問題だとウソぶる政治家どもは、結局原発事故に
より、この国を窮地に追いやるハメになるという、ブラック
ユーモアにもならないクソ現実でしかない…。

結局は、目先の利権、既得権益を守りたいだけの、政官財の
癒着というだけの話である

益々、明るい未来が見えにくくなっている昨今にあって、
未だにこういうクソ三位一体の、この国を私利私欲的だけで
動かそうとするジジイどもは、早く消え去って欲しい。

脱原発とは、いろんな意味での、この国の未来の希望の姿でも
あると言いたい。

何なら、アメリカにもそう説明してあげれば