それが、全てなのです

原発ゼロ状態で、この夏を乗り切れてしまったら、とにかく困る。

おそらく、足りていたとしても、何日か計画停電を無理矢理
実行したり、何らかの「やはり足りなかったパフォーマンス」を
強行する気ではないでしょうかね

そういう脅しをする一方で、オール電化をいまだに奨励したり、
使用した電気料に応じて、ポイントをつける様なクソ会社です。

勿論、そのポイントは電気料金に上乗せされるでしょうし…。

再稼働しか眼中に無い関電は、予定通りに姫路第1発電所(姫路市)
と、海南発電所(和歌山県海南市)で進める計51.6万キロワットの
供給力増強が間に合わない事が分かった。

姫路第1に新設する小型ガスタービン2基(計6.6万キロワット)
の稼働は8月中旬、海南で長年止めていた2号機(45万キロワット)
の再稼働も8月上旬になる見通しと…。

この夏、電力を供給する義務を怠ってまで、原発を再稼働したい。

この夏足りなくなりそうだという事は、前から分かっている日程
でありながら、原発以外の方策は、新たな経費負担となるのを嫌がって、
原発再稼働へ一直線

おまけに、わざわざ夏に定期検査をする火力発電所まである始末…

老朽原発を稼働させれば儲かる仕組みとはいえ、その老朽原発が
その後たどる廃炉費用や、何百万年とかかる核廃棄物処理費用など、
知ったこっちゃ無い…

目の前の、金儲けが全てなのだ

太陽光発電も問題なのは、普及すればする程、電気代は上がると
いう事…。

一番効率の悪い電力を、一番高値で買う仕組み。天気で左右される
安定供給が出来ないまま、結局電力会社の電気を買うハメになる
んだろう。

こうした太陽光や風力発電の高値買取を推進する事は、原発再稼働
のチャンスを与えるだけの話であるという事を、決して忘れては
ならない。

核兵器製造の、その技術に関わる事を目的として、核の平和利用と
いう詭弁の元、国策としてスタートした原子力発電。

オイルショックや高度経済成長も追い風となり、この悪魔の所業は
日本全国に増えて行った。

その頃には、将来的には核燃料サイクルの確立も夢見られていた
だろうし、資源の無い日本では、有り難がる事も分からずとも
無い点はなきにしもあらず、ではあった。

そして、その原発を扱い始めた頃から、各電力会社も狂い始めて
いったのだ。

国という巨大なバックアップを受け、金儲けと隠蔽に走り、買収と
カネのバラまきで、原子力マフィア(ムラ)を構築し、世論も
無理矢理作って行った。

黒部の太陽の頃の関電には、気概も責任力もあったし、カネだけに
走る企業では無かったと思う。

しかし、その核燃料サイクルは既に破綻し、核廃棄物の処理方法も
見つからないまま、膨大な危険極まりない核のゴミを量産し
続ける原発に、もはやその存在意義は無い。

新火力は省エネルギーで、今までの2倍の電力を生み出し、
石炭使用でも、もうCO2は出ない火力発電となっている。

未来が無いだけでなく、原発は未来永劫国民に重い負荷をもたらす
だけの、もはや斜陽産業と成り下がったのだ。

関西電力も、前会長の退職金に10億円も出している余裕があるなら、
新火力を建てて、この夏に備えるべきであった

未来の安全を担保にしてまで、目の前のカネに走る。

いわば、昨今の日本人が陥った、経済大国という病の象徴そのもの
でもある、各電力会社の構図。

彼らの茶番は、今後もまだまだ続いて行くのであろう。

この夏にかけて、その喜劇にも似た、言動の、行動の数々を
これからも、注意深く見続けて行くしかない。

一日も早い、脱原発をただただ願うものである