原発事故さえ無ければ、がれきはすぐに処理出来た、
と言えばそうでもないらしい

そもそも廃棄物処理能力は、各県に処理場はあっても、
その処理能力には限界があり、他県のものを受け入れる
余裕がないのが現状だという。

ましてや、放射性物質をかぶったがれきを、従来の処理場で
処理出来るものでもない。

更に、あの震災がれきには、アスベストやPCB、各種重金属や
化学物質まで含まれている。

単なる家庭ゴミや、木屑がれきではないのだ。

だからこそ、おいそれと地方へ運んで処理出来ない

今更ながら、阪神の時の処理は、一体どうやって済ませたん
だろうかね…。

結局は、最新処理プラントを福島あたりに建てて、福島県内の
がれきを処理するのと同時に、そこへ運び込んで処理するという
方策がいいのではないか。

バイオマス発電にも利用すべきと言ってはきたが、それに利用
するまでには、他所でがれきの分別が必要になってくるだろうから、
そのまま発電所へ運ぶという事は難しいかもしれないな…

それだけ、デリケートな代物なのだ。

何度も言うが、それなら尚の事、全国へバラまくべき代物で
はないという事がよく分かる。

がれき処理が進まないのは、それを反対する者達の、エゴで
あるという、この責任転嫁ぶりだけは、全く持って許す事が
出来ない

一年以上、知恵も金も出さず、放置してきたのは、どこの
誰なのか

緊急時であるにもかかわらず、平時の縦割り行政ぶりを展開
してきたのは、誰なのか

がれき処理予算というものに、利権が、有象無象がたかり始め、
復興とは名ばかりの、私利私欲を展開させようとしているのは
誰なのか

そして、一番罪深いのは、それを取り仕切れずに、官僚の言いなりに
なり下がっている無能政府にある。

何もかもが遅い、何もかもが筋違い、そして何もかもが被災者の
為になっていない。

三重苦、四重苦の状況を生んでいるのである。

放射線値は低いから安心です、という論理だけでは、あのがれき
は処理出来ない。

処理したくても、おいそれと処理出来ない代物なのだ。

結局、全国へ運搬し、処理させるという事は、潔く諦めて欲しい。

とりあえず、現在仮置き場に9割方運べた以上、それがあるから
復興が出来ないというのも言い訳に過ぎない。

がれき処理は、何とか地元で処理し、拡散させない様にする。
その事だけは、動かし様の無い現実なのだ。

それを踏まえて、一日も早く処理するという方策は何なのかを、
トップダウンで決定し、実行していく事こそが、今求められている。

何もかもが遅い、彼らの政治力では、おそらく何年あっても
無理かもしれんけどね…