昨晩の深夜、日本テレビ系列のドキュメント番組を
何気なく見たら、そのまま吸い込まれる様に見入って
しまった

1950年代の、いわゆる第五福竜丸のビキニ環礁
の原爆実験による被曝、死の灰を浴びたという事件は
聞いた事はあったが、話はそれだけでは無かったのだ

その他にも、死の灰を浴びた船はあったのに、7億円という
賠償金と共に、その他の事は無視するという約束が日米間で
交わされていたという。

なるほど、第五福竜丸事件だけが有名な筈だ。

自分も生まれる前であるし、戦後復興からようやく立ち直り
始めた頃の話でもある。正直政府に金が無かったのも事実で
あろうし、敗戦国という事がまだ色濃く残っていた時代だろう
から、漁師の方々も騒ぎにくかったというのも分からんでは無い。

しかし、何故あれだけの原爆・水爆実験が行われたにも拘らず、
漁師には知らされず、しかもあの付近で取られた魚を調べる事
すら、その後すぐ中止されていったというから、既にあの頃から
日本人は汚染されたマグロなどを食べていた事になる

しかも、度重なるマーシャル諸島付近の実験で、その放射性
物質が何度も日本列島全体を覆う、そのデータもアメリカに
残されている…。

当時の日本で、一体どれくらいの人がこれを知っていたのか

福島の原発事故以降、もう既に何度にも及ぶ核実験で、
今までに放射性物質を日本は何度も受けてきていたとは聞いて
いたが、これだけハッキリと見せつけられて、閉口してしまった

あの時代に既に、港に帰って来ると共に、ガイガーカウンターを
向けられていた人がいたなんて。しかも、獲ってきた魚を捨てさせ
られていたとは

しかも、その漁船の出港場所は、日本全国に及ぶ…。北から南まで、
日本列島全体から、あの付近に出漁していたのである

チェルノブイリでも地球全体が汚染されたが、もう既に我々は
原爆投下以外に、何度も何度も被曝させられていた事を再認識
させられた 内部被曝も含めて…。

しかも、あの頃から酷い日本政府のクソ対応ぶり

それは、今も変わらんが、とにかく訳も分からず、政府を
訴える事もなく、若くして死んでいった漁師の方々が、本当に
不憫でならない…

ガン、心臓発作等が多くを占めるが、余命には被曝量とも関係
するのか、個人差もあるが、少なくとも多く浴びれば早めに
亡くなるし、50代や60代で多くの方が亡くなっていた。

何の補償もされずに…。

こういう事が無ければ、日本はもっと長寿国だった筈である。

今も福島での状況が、何年後に表れてくるのかは正直よく
分からない。しかしこの番組を見て確信したのは、その代償は
絶対に遅かれ早かれ、訪れるという事

福島の高線量の所にいる人は勿論の事、関東で迷っている
人がいるなら、出来れば遠くへと避難して欲しいと切実に
思った。

政府は本当の事を何も言わないし、何もしてくれない。

自己責任で、危機回避をするしか無いんだという事を、
この番組で改めて学んだ気がする。

50年以上前の事とはいえ、この番組の制作に関わった
日本テレビと制作スタッフ、また今も漁師の方々の救済に
動き、活動をし、働き続けている方々に敬意を払いたい。

今回も言うが、こういう番組は深夜でなく、ゴールデン
タイムに堂々と放送して欲しい。

深夜に放送するのが、限界ではあるんやろな…。

第一、スポンサーが付きにくいわな

第五福竜丸事件と、その裏に抹殺された人々が数多くいたという
事実。そして今も、弱い立場の人間が、犬死にさせられるという
事も、何も変わっていない。

運命の人というドラマが、まさに今放映されているが、今も
アメリカの言いなり、敗戦国という図式は何も変わっていない。

独立主権国家としての、誇りも、強さもなく、アメリカ追随、
アメリカの犬状態なのは、今も何も変わっていないという事。

クソ野ブタ首相も、おそらく裏で、アメリカの言いなりに
なっているんであろう事が、容易に想像出来る。

いや、韓国や中国においてもか…

いろんな意味で、深夜2時近くまで見て寝付きが悪くなって
しまっただけでなく、泣けてきた。

また言ってしまうけど、本当に、この国に未来はあるのか