おそらく、今夜にも、野田首相からTPP参加の
発表があるだろう。

これまで自分も、反対の立場を主張してきた。

ただそれは、現民主党の交渉力が稚拙で、頼りない事が
目に見えている為という事が最大の国益を損ねる結果にしか
ならないと危惧する為であって、何も農協や医師会のあり方に
賛同するものではない

この問題が難しいのは、賛成派・反対派の両者において、
エゴが働き、それのぶつかり合いでもあるという事。

当然、賛成派の経団連の会長などは、アメリカ企業と結託し、
商売と直結させている面があるし、反対派の農協や医師会には
改革を阻止したいという狙いがある。

要するに、対アメリカとの交渉なら、絶対に勝ち目はないが、
オーストラリアやニュージーランドとの繋がりを持って、アメリカ
の暴走を阻止する必要がある。

それなら、1対1での交渉では無いから、このTPP本来の理念が
生きた、未来へ向けての参加国同士のいい関係も築ける気はする。

ただ、そういった交渉がちゃんと出来るんかな

結局これを、オバマへのAPECへの手土産程度にしか考えて
ないのなら、一方的に押し付けられ、ただただ引きはがしに
会うだけの惨状が、待ち受けるだけだと思う

最初に言った様に、現状の医療や農業がいいとも全く思っては
いない。両者とも、既に破綻に向かっている。このままの民主
のやり方では、何も変わらないどころか、増々悪くなっていく
方向にある

それならば、この外圧を気に、既得権益が取っ払われ、改革が
進むとも思えなくは無い。

医療改革は進まず、農政へのバラまきが無くならない現状にあって、
いい意味で、外圧による改革が進むのであれば、それはそれで
大歓迎である

で、結局最初の文章に戻るんであるけれど、アメリカは自国の閉塞感や
景気回復を日本に求めて来ている訳で、彼らの言いなりになって
るだけでは、必ず痛い目に遭う事しかないだろう

この政府が、本当にちゃんとした交渉を、他国と連携しながら
やってくれるのか

それが、最大の問題なのだ。

進むも、進まざるも地獄であるならば、進むしかないという
感じも否めないが、やり様によっては、日本に大改革という
好結果も招く可能性も無くは無い。

そんな所が、現時点での本音かな…。

とにかく、進むと決断したからには、命がけで、しっかりと
交渉に臨んでもらうしかない

そして当然、交渉後に、反対勢力を押さえ込んで、その改革が
実現出来る様な、態勢も、国内整備もして行かねばならない。

それが、出来るんかな

いや、やってもらわないと困る。そしてそれが、外圧からでないと
出来なかった、いい意味での大改革になる事を祈る。

今言える事は、もはやそれしかないのである。