公僕という言葉が、ほぼ意味をなさなくなって
久しいが、昔からこの国は、官僚という特権階級が
好き放題にやってきた国である。

朝霞の公務員宿舎にしてもそう。

仕分けで一旦凍結したのにも関わらず、知らぬ間に
復活し、堂々と工事は着手され、進んでいた。

現首相が財務大臣時にOKを出しているんやから、何を
今更感は満載ではあるが。

この朝霞の宿舎の工事を請け負っているのが、官僚の天下り
先の建設会社であるから、何故そうもして建てたいのかも
よく分かる話である。

これも、一時凍結では何の意味も無い。

凍結とは、いつか復活を意味するからである。

中止にしてしまわないと、それは継続と同じなのだ。

国有で公務員宿舎を建てている先進国は、日本だけだと
元官僚で大学教授の高橋洋一氏も、昼のテレビで指摘
されてたけど、本当に意味が無い。

民間のものを借り上げるよりも、金がかかるのも当然ながら
この公務員宿舎を管理する為の仕事で、2000人程の公務員が
存在しているのである。

その仕事を維持していく為にも、国営公務員宿舎は必要なのである。

税金で、わざわざ大金をかけて豪華な宿舎を作り、その管理を
する為に、わざわざ高い人件費をかけて国有で維持管理をする。

こんな無駄な話が、どこにある?

もうこんな話は、わんさかとあり、氷山の一角ではあるが。

ありすぎて、どれから手をつければいいか、分からないであろう。

そんな現状で、何が増税なんかね?

特別会計に、一切手を付けないで、天下りでぬくぬくと暮らす
官僚どもの生活の面倒を、手取り足取り見ていかなければならない
のか?

国民の目の届かない所で、知らぬ間に搾取され、特別会計という
貯金箱にプールされ、そこから彼らの既得権益は維持され続けて
いくのである。

この官僚の好き放題にメスを入れない限り、本当の改革なんて
何も出来ず、バカな国民はただ彼らの為に、搾取され続ける
奴隷の様なものである。

政治をどうこう言う以前に、彼らに社会ごと、ルールごと支配された
この仕組みをぶっ壊さない限り、何も変わらないんである。

野田首相は、その官僚に魂を売り、その見返りに国会運営を
すんなりと進める確約を取れたという噂が上がっている。

さもありなんというか、増税を渋り、反原発を掲げていた
菅氏が、激しい大バッシングを受け続けたのも、それを必要以上に
叩く存在があったからではないか、とさえ思えてくる。

原発利権や、官僚を敵に回すと、あらゆる手段を使って潰される
この国のいびつさが、見えてくる気がする。

前述の高橋氏や、この前辞めさせられた古賀氏の様な人材が
異端になってしまう、腐れ切った悪智恵と、それがシステム化され
社会構造化され守られ続ける利権と、既得権益にまみれた官僚様達を、
一体どこの誰が叩いてくれるのか?

故石井紘基議員の様に、殺されるまで戦わないといけないのか?

この国の闇は、相当に根深すぎるのである…。