SS class
第11位:西本 達矢 選手
第31位:三宅 右真 選手
シリーズ折り返しとなる第3戦。
最近は晴れ続きでゲリラ雷雨さえも降らない気候でしたが、今回は雨の心配があるレースウィークとなりました。
夏休みを利用して金曜日から走行を開始し、前日の土曜日まではドライコンディションで走行する事が出来ました。
今回のレースウィークに向けて、地元で色々とテストをして臨んだ事によって、他車とのギャップを埋めるところまでは持って来る事が出来ました。
とは言っても、アドバンテージが出来た訳ではないので厳しいレースになるのには変わりはなく、また雨絡みになる事が結果をどう左右するのか分からない状況でした。
レース当日、朝のタイムトライアルでは抽選によって1組に右真、2組に達矢が分かれる事に。
先にコースインとなった右真のグループでは直前の降雨によってパドックエリアでは慌ただしい雰囲気になっていましたが、これまでの経験からドライタイヤで臨む事を早々に決断し落ち着いてアタックに入る事が出来ました。
結果的にドライタイヤで正解だったのですが、直前でドライタイヤに交換した他車も多く、グループ14番手と優位に立つ事は出来ませんでした。
2組目の達矢は、ほぼ全車がドライタイヤを選択していたと思われます。
達矢自身ペースが上がらない中、後方から来た好ペースのマシンに抜かれた際に焦りからなのか周りを見ていなかっなのか無駄な粘りをみせてクランクコーナーでコースアウト。
マシンへのダメージが無かったのは幸いでしたが、一歩間違えばアタックすら出来ない状況でした。
右真の予選ヒート、気候とスタートポジションから少し欲を出したマシンセットを施し臨みましたが、予想よりペースが上がらず苦しいレースで13番手フィニッシュ。
最低限のストレートで予選通過を果たしたと思っていたのですが、ヒート終盤に差し掛かる頃にヘアピンコーナーでブロックラインを取っていた前車をプッシングをしてしまった事によるプラス5秒のペナルティ。
後方との差はあった為、大きく順位を落とす事にはなりませんでしたがセカンドチャンスヒート行きが決定。
達矢もペースは良くなく、順位を上げれずのスタート順位とほぼ変わらない19番手でセカンドチャンスヒート行き。
セカンドチャンスヒートでは、右真が6番手スタートから周りの中よりかはペースも良く着実に順位を上げトップチェッカー。
決勝ヒート進出上位6台までの安牌を取る事も出来たのですが、最後の最後までプッシュし続け、1つでも上のポジションを狙う攻めの姿勢は良かったと思います。見ている方は少しヒヤヒヤしましたが。
達矢は9番手スタートから13番手あたりの走行で予選落ちが決まりそうだったのですが、終盤に前方で起きたアクシデントを運良く避ける事が出来、大きくポジションアップ。
7番手でチェッカーを受け、この順位だとギリギリ予選不通過なのですが前車のペナルティが有り結果6番手で初の予選通過を果たしました。
迎えた決勝ヒート、今日1日の天候を表すかのような直前での降雨。
上位陣はタイヤやギア選択に翻弄されている状況でしたが、当チーム2台は最後方からのスタートだった為にギャンブル要素も含めてドライタイヤを選択。
スタート1周目に右真は前方で起きたアクシデントに巻き込まれてしまいコースアウトからストップ。
すぐに再スタートを切る事も出来たはずなのですが、どうしたら良いか分からなくなってしまったようでトップ集団が戻って来る約1周止まっていました。
再スタートした際にはトップ集団が近付いていた事も有り、ブルーブラック提示されペースダウン。
そこからはコースに残る程度で、レースをする事は出来ませんでした。
達矢はスタートを無難にクリアし、レース終盤に掛けてはドライタイヤ選択勢がペースで逆転し、西本選手も大きく順位を上げ11番手フィニッシュ。
ポイント獲得には至りませんでしたが、ジャンプアップと自己最高順位を獲得し達矢自身もご満悦でした。
セカンドチャンスヒート同様でラッキーが重なりましたが、長くレースをやっているとこういうのも巡って来るので面白いです。
〜たら、〜ればを言うとキリがないですが、右真もすぐに切り替えて再スタートをしていれば、上位争いは無理にしてもそれなりのポジションでレースが出来たはずですし、セカンドチャンスヒート行きが無くストレートで予選通過していれば、決勝ヒートのアクシデントに巻き込まれずに達矢同様に大きくポジションを上げれていたかもしれません。
予選ヒートでブロックラインを取られた事によって我慢が足りずにプッシングしてしまった事、決勝ヒートでアクシデントに巻き込まれた際にすぐ切り替えて再スタートしなかった事、この2点はしっかりと反省しこれからに繋げて欲しいと思います。
今回のレース、暑い中3日間またレース当日は難しいコンディションの中で良いマシンセットを導き出してくれたむー、お手伝い頂きました三宅さんと西本さん、レース日は毎朝必ずお声掛け頂き走行写真まで撮って下さる稲垣さん、本当にありがとうございました。
苦戦続きの鈴鹿ですが、改善すべき点をしっかりと洗い出して次戦に繋げようと思います。