浪矢の爺さん、凄いなぁというのが感想。
歳をとったからこその貫禄、というのもあるかも知れないけど歳をとったあとの性格ってそれまでの生き方が大いに関係してるからね。
主人公(?)3人に語りかけてるはずの手紙が、本を通して読者の自分にまでしっかりと伝わってきた。
東野作品ってあんまりこういう作風ないよね。
だけど、最後の最後で爺さん持ってきちゃうところが、やっぱり東野さんらしいといえばらしいかな。

魚屋ミュージシャンのご冥福を祈って。
晴美の益々の幸せを祈って。
主人公3人のこれからが上手くいくことを祈って。
藤川さん←のビートルズ人生にも乾杯。