「ボクが死んだ日はハレ」 のこと。 | タイムズ・ストップ ~TravisJapan中村海人くん&Kis-My-Ft2宮田俊哉くん~

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みきてぃです。
思いきってブログタイトル変えました~
うみのこと、宮っちのこと、書いていきたいと思います。
今後とも仲良くしていただけると嬉しいです♡

「ボクが死んだ日はハレ

10/3(木) 観劇してきました!!


トラジャから仲田拡輝がいなくなって

百名ヒロキという役者が産まれて


百名ヒロキくんとしての初舞台だった

2年前の初演。


その時は残念ながらチケットが取れず、

観ることができなくて。

当日券も4公演並んだんだけどね…

ご縁がなかった(泣)


今回、念願叶っての再演。


ヒロキくんの舞台は

いつもおひとり様観劇なんだけど、

今回は ちゃか担のSちゃんと観劇。

観たいって言ってくれて嬉しかったな。

Nちゃんまたいつか必ず!!


内容はうっすら知っていたので、

Sちゃんには、私、泣くから。

と宣言していたのだけど(笑)


初っ端から、

まさかのピカチュウに泣かされたわ。

学習机の剥がれかけたポケモンシール

あれはいかん。


私も一応、男の子のお母さんなのでね。

リアリティがあるのよ。

あ、ポケモンは 本編とは関係ありません(笑)


あと、机の引出しから乳歯が出てきた、とか

めちゃくちゃ 急所をついてくる。



+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――


ざっくりとあらすじ


かつて一世を風靡した

シンガーのミミ

踊るセクシータレントSHOKO

天才子役 かおり


今や落ち目の3人を集めて

ボーカルグループ ハレバレハレルヤとして

売り出そうとしていた。


ところが、ミミの体調に異変が。

レコーディング中 度々 眠ってしまうミミ。

彼女は夢の中で1年前に亡くした

息子ひかるに会っていたのだった。


大切な人の死を受け入れられないミミを

救うため立ち上がる仲間たち。

亡くなったひかるとともに。


(ヒロキくんasひかる、です)


+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――



この作品にはいろんな思いが

散りばめられているけれど、

大きなテーマは対象消失、

それを如何にして乗り越えるか、

ということ。


私、舞台を観ながら、

意識の半分は自分の息子に向いていたような

気がするんだよね。


実はうちの息子、産まれてすぐ死にかけたの。

ありがたいことに 

危惧していた障害も残らず、

今すこぶる元気に暮らしていますが。


やっぱりあの時の思いはずっと

私の中にあるから


時々思い出す。

彼が産まれた日のことや

NICUに運ばれた日のこと


彼の成長を見守って

笑って泣いて

ごくありふれた日常でも

ふと思い出す場面が

私の記憶の「札所」なんだろうな。



そんなこんなで 私は

息子が生きてさえいればオールオッケー!

っていう価値観で。


勉強はほどほどでいい。

めちゃくちゃ ゆるい子育てです(笑)


今生きていて幸せ、と思えることが

いちばん大切だし、


遊びや、友達との関係の中で

子ども時代にしか感じられないことって

逃してしまったらもったいないもんね。



劇中にある

ひかるとかおりの やり取りで


子どもの頃は虫と話せた。

本気でカメハメ波の練習した。


とかね。


子どもの頃のあれこれを交互に言い合うの。

あの場面、すごくいいな、と思って。


私も子どもの頃は

魔法が使えるって信じてたもん(笑)


そういう気持ちを持ったまま大人になると

まぁ、この仕上がりですけど(爆)

それでも人生 楽しいよ。




およそ 観劇の感想ではないな(笑)

でも、自分の思いを重ね合わせて

この作品を味わった人は多いんじゃないかな。と。


この作品が愛され、

望まれて再演を果たしたのは


誰もが心の中に持っている大事なものを

優しく肯定してくれるお話だからだと

思うんだ。



最期の日がハレだと言えるような

生き方、できるといいな。なんて。


自分らしく死ぬことは

自分らしく生きることだな、って思う。


死ぬ時は、さらっと風みたいに消えたい。

誰かがふと何かのついでに

私を思い出してくれる時があるとしたなら

あの人ほんとアホだったなー、って

笑ってくれたら最高だ。