予約表を閉じても名前が消えず、背中だけが重い夜が続いた
閉院後の整体院で、
最後に予約表を閉じたあとも、名前の並びが頭に残っていました。
施術室から少しだけ残る湿布の匂い。
待合室の椅子を戻す音。
受付カウンターに置いたボールペンの軽い音。
全部終わったはずなのに、
背中だけが、まだ受付に座っているみたいに重い。
「次のご予約ですね」
「少々お待ちください」
「お大事になさってください」
そうやって一人ずつ案内しても、
最後に見られるのは、
丁寧に声をかけたことより、予約をどれだけ回せたかでした。
待合が混むと、受付に視線が集まる。
施術時間が少し押すと、謝るのはいつも私。
副業を調べても、
「顔出し」「毎日投稿」「明るく発信しましょう」ばかり。
仕事でも明るい声を作って、
副業でもまた、誰かに見られる私を作るのか。
そう思うと、スマホを閉じてしまいました。
あなたが悪いわけじゃないと思います。
気配りが足りないわけでも、受付が向いていないわけでもない。
ただ、今の疲れ方に合わない副業の形を、
選ぼうとしていただけかもしれません。
もう一つ予約表を増やす前に、
まず見直すべきことがあります。
予約表の名前だけで、
自分を責め続ける前に。
その副業が本当に続く形なのか、
一度だけ確認してみてください。
副業の構造を見直す
※整体院受付・予約管理・待合対応に疲れた方へ。
