閉店後も秒針の音が耳に残って、時計が合わない夜が続いた
時計修理店の閉店後、
ガラスケースの鍵を閉めても、
秒針の小さな音だけが耳に残る夜がありました。
電池交換をして、
時刻を合わせて、
お客さまにはいつも通り明るく説明する。
本当は、ただ笑顔で渡しているだけではありませんでした。
針がずれていないか、
ガラスに傷がないか、
お客さまの大切な時計を預かっていることを、ずっと気にしていました。
でも一日が終わると、
見られるのは対応件数と、受け渡しの速さばかり。
ちゃんと確認しているのに、
生活が少しも軽くならない。
その感覚が、帰ってからも体内時計のズレみたいに残っていました。
副業を調べても、
毎日投稿、顔出し、営業DM、テンプレ通りの発信。
時計店で一日中、目と声に気を張ったあとに、
また別の場所で「もっと頑張れ」と言われる。
私に足りなかったのは、根性ではありませんでした。
対応件数や受け渡しの速さだけで測られる働き方を増やす前に、
何を見れば、自分の安心に残るのか。
そこから、副業の選び方を見直すことにしました。
対応件数だけで自分を責める前に。
その努力が本当に生活に残る形か、
一度だけ確認してみてください。
副業の構造を見直す
※時計修理店・電池交換・対応件数の評価に疲れた方向けです。
